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2005.02.11

体質の違いを見極める極小チップ開発−血を抜かれるのは苦手です(笑)

Asahi.comより「極小チップで患者の体質の違い判別 日立が基本技術開発

薬の効き方や副作用などに影響を与える遺伝子レベルの微妙な個人差を超小型チップ(2.5ミリ角)を使って解析する技術を日立製作所が開発した。これまで必要だった大がかりな解析用装置も不要で、短時間で簡単に診断できるという。患者の体質の違いによって薬を使い分ける「テーラーメード医療」の進歩に役立つ、と同社はPRしている。
DNAチップ人の遺伝子は約30億個の塩基からなっていますが、このうち遺伝子の塩基配列が1ヶ所だけ違っている部分、いわゆる微妙な個人差がある部分が誰しもあります。これを一塩基多型(SNP)といいます。この違いが、肌の色や体質の違いを生みますが、これはまた病気へのかかりやすさや薬の効き目、副作用などの違いの原因ともなります。

このSNPを調べることで個人個人の体質にあった医薬品の種類や量を決めるのが「テーラーメード医療」です。

テーラーメード医療を行うには、患者から血液や細胞を採取しDNAを分離、DNAチップなどで遺伝子型を測定しなければなりません。しかし、このための装置は大がかりで高価なものとなり近所の医療機関で気軽に検査してもらうとはいかないのが難点でした。

日立は、超小型のチップを開発。血液などから分離したDNAの溶液中にチップを入れ、そこに比較対象となる別のDNAを含んだ試薬を混ぜます。チップは配列の違いを読み取り、内臓のアンテナで容器外の読み取り装置へ送ります。

2.5cm四方の外形の中に、光センサーや信号処理回路、通信回路などを集積しています。

まだ実用化段階ではありませんが、2010年を目途に実用化を目指しているようです。

「基本的な技術開発に成功した段階だが、5年後には医療現場で使える技術レベルを確立したい」と話しており、実現すれば、小さな病院でも、患者一人ひとりの体質にぴったり合った医薬品を処方してもらえることにつながる、としている。
本格的にあちこちの病院で用いられることになると、診察のたびに血を抜かれるんでしょうか。ちょっと苦手なんですけど(笑)

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