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2005.02.28

NEWS CLIP 05/02/27

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2005.02.27

HIIAロケット打ち上げ成功−でもまだまだ不安材料が一杯です

NETでもリアルタイムで映像配信をしていましたが、ようやく復活した日本のロケットです。
Asahi.comより「H2Aロケット7号機打ち上げ成功 衛星を分離

国産大型ロケット「H2A」7号機が26日、鹿児島県・種子島の宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センターから打ち上げられた。03年11月の失敗から1年3カ月ぶりの再開で、気象衛星「ひまわり5号」の後継となる運輸多目的衛星新1号(MTSAT−1R)を予定通り分離し、打ち上げは成功した。揺らいでいた信頼をつなぎ留め、停滞していた日本の宇宙開発が再び動き出す。
HIIA天候不順で一度延期された打ち上げですが、打ち上げ当日のこの日も午後5時9分の打ち上げが通信系統の異常で午後6時25分まで延期されました。

6時25分に打ち上げられたロケットは2分7秒後に大型固体補助ロケット(SRB)の切り離しに成功。40分2秒後に2段目から衛星を分離しました。衛星はこの後軌道を変えながら、順調ならば3月8日に東経140度、赤道上空3万6000kmの静止軌道に入る予定です。

今回打ち上げられた衛星MTSAT−1Rは03年5月に運用を停止した気象衛星「ひまわり」の後継機で同時に航空管制にも利用されます。順調ならば5月末には運用を始める予定です。

今回打ち上げを担当したのはJAXAではなく民間の打ち上げサービス会社「ロケットシステム」です。機体製造など打ち上げの最終作業以外の業務全般を請け負っています。

今回の成功で、情報収集衛星や地球観測衛星など「順番待ち」になっていた衛星の打ち上げも動き出す。宇宙機構は05年度はH2Aロケット3機を打ち上げる意向だ。
しかし手放しで喜ぶわけにもいきません。運用停止した「ひまわり5号」にかわりアメリカから借りている気象衛星「GOES−9」もそろそろ寿命が尽きようとしています。この衛星が無事に運用開始できなければそれこそ日本の気象観測・天気予報は大打撃を受けることになります。台風の進路予測などの精度も下がると思われます。

さらに今回打ち上げられた衛星は気象衛星としての機能の他に航空機の管制用の通信機器も相乗りさせた「運輸多目的衛星」です。つくりが複雑な分、故障の危険性も高くなっています。無事に運用開始できて初めて成功といえるでしょう。

ちなみにこの衛星は日本製でなく、アメリカのローラル社の製品です。

<参考>宇宙開発機構(JAXA)株式会社ロケットシステム・「H2Aロケット打ち上げに向けていよいよカウントダウン−札束を燃やしませんように」(サイト内リンク)

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磁石でベクターを標的細胞に引き寄せる

Yahoo!NEWSより「磁石使い細胞に遺伝子導入 ナノサイズ粒子で、大阪大

磁石で引き寄せて遺伝子を細胞に効率よく導入する方法を金田安史大阪大教授(遺伝子治療学)、武田真一同大助手(化学)らが開発した。遺伝子治療のほか、薬の投与にも応用でき、体内で拡散せず副作用の少ない治療が期待できるという。3月1日から大阪市で始まる日本再生医療学会で発表する。
ベクターは遺伝子治療で「薬」として使う遺伝子を目的の細胞に運び入れるために用いられるものです。

主に用いられるのはウィルスをベクターとしたものです。ウィルスの病原性を発現する遺伝子を切り取りかわりに「薬」となる遺伝子を埋め込みます。このベクターは標的の細胞に感染するとウィルスのもともとの性質である遺伝子を細胞内に注入する作業を行います。
細菌では人工的に作った人工ベクターや遺伝子を丸めてリング状にしたプラスミドDNAなども使われています。HIVのウィルスをベクターに用いる研究も進んでいるようです。

この研究では、直径50nmの酸化鉄の粒子の表面を加工し磁気をおびさせました。これをウィルスベクターの表面にくっつけたとのこと。

培養皿に細胞を敷き、底に強力なマイナスの磁石を置いた状態で、新型ベクターを入れた。磁力で引き寄せられるため、粒子を付けていないものと比べ、遺伝子が10倍以上細胞に取り込まれた。酸化鉄粒子は貧血薬に使われており、人体に悪影響はないという。
さてさて人体ではどうやって標的細胞の下に磁石をおきましょうか。

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NEWS CLIP 05/02/26

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2005.02.26

褐色矮星の撮影に成功−初の太陽系外惑星の撮影には到りませんでした

Asahi.comより「星の周りをまわる褐色矮星、すばるが発見

生まれて100万年ほどしかたっていない星の周囲を、星(恒星)になり損ねた褐色矮星(わいせい)が回っているのを発見したと25日、神戸大や国立天文台などのチームが発表した。ハワイのすばる望遠鏡の成果で、これほど若い星の周りで見つかった例は少ない。もう少し軽ければ、太陽系外惑星の世界初の撮影になっていた。
褐色矮星褐色矮星とは恒星になりそこねた星です。恒星は中心部で核融合反応をおこし明るく輝いていますが、そのためには膨大な質量が必要になります。木星の75倍以上、すなわち太陽の7%以上の質量がないと核融合反応が持続せず恒星にはなることができません。

褐色矮星は質量は大きいものの木星の75倍以上までには到らず恒星になれなかった星です。以前からその存在は指摘されていましたが自ら光る星ではないためなかなか発見されませんでした。しかし、1995年になって初めて褐色矮星の存在を示す証拠が見つかり、それ以降続々と発見されています。

今回すばる望遠鏡の「コロナグラフ撮像装置(CIAO)」を用いて牡牛座DH星の近辺でこの褐色矮星を発見しました。CIAOはコロナグラフというマスクを用いて中心の星の光を覆い隠し、その周囲にあるかすかな天体を直接観測する装置です。

今回発見された褐色矮星は質量が木星の40倍。表面温度が2700度−2800度であることも判明。

この矮星の重さは太陽の4%、木星の40倍で、中心星との距離は太陽と地球の330倍。神戸大の伊藤洋一助手は「重さが木星の13倍以下なら惑星に分類される。太陽系外惑星は約150個見つかっているが、まだ撮影されたものはない。もう一歩だった」と話している。
質量が木星の13倍より軽い伴星を惑星、13倍以上80倍以下の星を褐色矮星と呼ぶため、今回の発見では残念ながら初の太陽系外惑星の撮影とはいかなかったようです。

この手法では木星程度の惑星を検出できる感度があるということですから、初の太陽系外惑星の撮影もそう遠い日のことではなさそうです。

<参考>国立天文台

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NEWS CLIP 05/02/25

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2005.02.25

3万2000年の眠りから覚めた太古の細菌

Yahoo!NEWSより「約3万年前の細菌が復活 アラスカの永久凍土で発見」(共同通信)

米アラスカの永久凍土の中で約3万2000年間生き続けていたとみられる微生物を米航空宇宙局(NASA)マーシャル宇宙飛行センターの研究者が発見、新種の細菌と認定された。同センターが23日発表した。
復活した細菌この細菌はアラスカの永久凍土の中から2000年に発見されました。この永久凍土の地層は常に零下4度に保たれており、更新世の氷河期のものと考えられています。

この地層のサンプルを顕微鏡で詳しく観察すると氷が溶けた水の中を微生物が泳ぎ始めたのが確認できたとのこと。

この微生物は新種で凍土の中に3万2000年もの間閉じこめられていたようです。寒さを好む好冷菌ではなく、低温になると活動を停止し温度が上がると活動を再開する細菌の一つとみられています。

凍土中では“冬眠状態”だったとみられ、顕微鏡で観察中に動き始めたという。研究者は「こうした過酷な環境で生き延びられる生物は、火星の氷の中でも見つかる可能性がある」としている。
もともと火星などの寒冷化した水の中で生物が発見できるかということを確かめる調査だったようですが思わぬ拾いものになったということでしょうか。

<参考>NASA Marshall Space Flight Center

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地球と金星の大気成分の違いは海があったため

Yahoo!NEWSより「海の存在が大気成分を左右 地球と金星の違いの原因?」(共同通信)

ほぼ同様の環境で生まれたのに地球と金星で大気の成分が大きく違うのは地球の基になった「原始地球」に海があったためらしい−。そんな研究結果を玄田英典東京工業大研究員(惑星科学)と阿部豊東京大助教授が24日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
金星金星は地球から最も近い距離にある惑星で、大きさや平均密度が地球に似ているため地球の姉妹惑星と表現されることもあります。標準的な惑星形成理論によればこのような地球型惑星は質量が10分の1程度の微惑星が衝突や合体を繰り返して形成されたと考えられています。

地球と金星では平均密度が同じ程度であることから、衝突した物体の組成もほぼ同じと考えるのが妥当なようですが、地球と金星では大気組成が大きく異なります。

金星の大気は地球の大気に比べてアルゴンやクリプトンなどの「希ガス」を数十−数百倍も多く含んでおり、その理由が分かっていませんでした。

太陽風が原因ではないかとの説もありましたが、完全に大気組成の違いを説明するには至っていません。

そこで玄田さんらは地球や金星が形成される様子をコンピューターシミュレーションで解析。海がない場合、衝突の衝撃で飛び散った岩石や大気はやがて重力で引き戻されることを確かめた。
海がない場合には、いわゆる原始大気が重力に引き戻されて惑星状に残ったのに対し、地球のように海がある場合には希ガスが宇宙に飛び散ってしまったとの結論です。

ただ同じ希ガスのネオンに関してはこのモデルでも説明できていないようでもあります。

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新たな虫歯治療法2種−塗るだけか吹き付けるだけか悩むところです

新たな虫歯治療法2種。

Yahoo!NEWSより「初期虫歯のエナメル再生 削らず治療、山梨大など

歯の表面に塗るとエナメル質と一体化し同じ結晶を作る人工エナメルを開発したと、FAP歯科研究所(山岸一枝代表、東京都目黒区)や山梨大工学部の鈴木喬教授らのグループが、24日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
ハイドロキシアパタイトは歯や骨の成分を構成する物質です。歯は表面がエナメル質、その内側が象牙質になっていますが、エナメル質の97%、象牙質の70%がハイドロキシアパタイトでできています。虫歯はエナメル質が溶けることからはじまりますが、このハイドロキシアパタイトで初期の虫歯であれば直すことができます。最近はこれを含んだ歯磨き粉などもありますね。

この研究ではハイドロキシアパタイトを構成する水酸基の一部をフッ素イオンにおきかえペースト状にしました。これを歯の表面に塗ったところ、溶媒の酸の影響で表面がわずかに溶け、そこにペーストのハイドロキシアパタイトが元のエナメル質と同じ結晶を作り直したということです。

初期の虫歯なら塗るだけで直せそうですし、虫歯予防にもつながるかもしれません。

一方、こんな報告も。
河北新報より「虫歯も元通り 歯の成分吹き付け再生 東北大で成功

東北大大学院工学研究科の厨川常元・教授(ナノ加工学)の研究グループは16日までに、同大学院歯学研究科の佐々木啓一、鈴木治両教授と共同で、歯の主成分ハイドロキシアパタイト(HA)の微粒子を歯表面に高速で噴射し、室温、大気圧環境下でHAの膜を歯表面に生成することに成功した。虫歯治療で切削した部分に歯と同質のHA膜を盛り重ね、ほぼ元の状態に戻すことが可能。新しい歯科治療法として、実用化が期待されている。
こちらの手法では粒径を細かくしたハイドロキシアパタイトをノズルから噴射。これが歯の表面に膜を作り、新たなエナメル質の層を作り出すとのこと。こちらの手法ではいったん削ったあとに詰め物をするのでなく、このハイドロキシアパタイトを吹き付けて元の歯と同じようにふさいでしまう手法のようです。

一般的な詰め物と違い、脱落などの心配もないとのこと。ただし切削部分が大きい場合は詰め物と併用するようですが。

どちらにしても実用化されれば歯医者さんの手技もずいぶんと変わるかもしれません。

個人的には「塗るだけ」の方に気を惹かれますが(笑)

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NEWS CLIP 05/02/24

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2005.02.24

ジャガイモからB型肝炎のワクチン

日経Healthより「ジャガイモから人のワクチンが取れる

ジャガイモから人のB型肝炎を予防するワクチンを取ることができる。こんな新たな研究成果を科学誌ネーチャーのウエブ速報版が伝えた。
ジャガイモからワクチン研究を行ったのはアリゾナ州立大のチャールズ・アーンゼン氏ら。ジャガイモにB型肝炎のワクチンになるタンパク質を作る遺伝子を導入したとのことです。

できたジャガイモを人に食べさせて、B型肝炎ウィルスの抗体値を上昇させるブースターワクチンとして使用したところ、ジャガイモを食べた33人中10人で抗体値が上昇しました。

B型肝炎で毎年50万人以上の人が亡くなっています。特にアフリカなどで発症率が高くなっていますが、比較的高価なB型肝炎ワクチンが温度によって変性してしまうため管理が難しくさらに高価になってしまいます。

これが安価なジャガイモで代用できればいうことはありません。

なお、この方法で作るジャガイモのたんぱく質は、B型肝炎に対する最初の免疫獲得に使う注射の代わりにはできず、抗体価を上げるブースターとしての利用に限られるという。
さすがに最初の接種のかわりにはならないようですが、肝炎のワクチンは時間がたてば抗体値が下がり再接種が必要になります。この再接種のかわりには利用できる可能性があるようです。

さらに注射針なども不要になるため物資不足に悩む地方にとっては朗報になる可能性もあります。

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天橋立の松をヘドロで再生

地元では天橋立にデートに行くと別れるというジンクスが。高校時代の僕もしっかり(笑)

京都新聞より「阿蘇海のヘドロで再生へ 天橋立の松並木

宮津市と京都府岩滝町に広がる阿蘇海のヘドロで、日本三景・天橋立の松並木をよみがえらせようと、宮津商工会議所など18団体でつくる「阿蘇海の環境を考える会」(竹中史朗会長)は、同海のヘドロで合成した環境改善に役立つ「人工ゼオライト」を土壌に混ぜ、松枯れや台風の被害を受けた天橋立の松を再生させる取り組みを計画。近く実験を始める。人工ゼオライトを使った松の再生実験は、全国的に珍しいという。
天橋立阿蘇海は宮津湾の一部ですが、天橋立の砂州により湾と隔絶された、面積5平方キロメートルのいわゆる潟湖です。最近は生活排水や工場排水により水質は悪化しています。

地元では数年前よりこの水質浄化に取り組んでいて、ゼオライトによる水質浄化に着目しています。現在は実験棟まで設備しているようです。

ゼオライトは水晶のような結晶で主にアルミニウムとケイ素からなっています。多孔質のため吸着機能をもちますが、現在は人工ゼオライトが注目されています。

人工ゼオライトは石炭の灰などのいわゆるゴミと考えられてきた物質を処理することで合成されますが、陽イオン交換機能をもち水質浄化や廃棄ガス浄化、土壌改善などに用いられています。

このグループは阿蘇海のヘドロを苛性ソーダで処理することで人工ゼオライトを合成。海底に散布し汚染物質を浄化する計画のようです。水質浄化とともに土壌に投入すれば松の根のまわりの微生物が繁殖。微生物が松に養分を送り込むため松の回復にも役立つとのこと。

人工ゼオライトは、pH値や保水性、無機質、貧栄養などの点で木炭と共通点が多く、同会顧問で工学博士の松森豊己さん(63)は「理論的に、人工ゼオライトは松の回復に効果がある」と話している。実験は、3月上旬ごろに舞鶴市内で行い、松の周囲に溝を掘り、人工ゼオライトを投入。10月ごろに根の量や成長具合を調べる。効果が確認されれば、天橋立の松に導入するという。
昨年の台風23号で深刻な被害を受けた天橋立の松たちですが早く立ち直りまたその美しい姿を見せてほしいものです。

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NEWS CLIP 05/02/23

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2005.02.23

アメリカの場所を知らない大学生が3%いる!

YomiuriONLINEより「イラクの位置、日本の大学生の44%が知らず

日本の大学生の約44%が世界地図上でイラクの位置を正しく示せず、アメリカについても約3%がどこにあるのか分からない――。日本地理学会が22日に発表した初の「世界認識調査」で、こんな実態が浮かんだ。
 同学会では地理学習の拡充などを求めている。
僕も地理が苦手なので人のことは言えませんが、一応大学生なんだからアメリカの場所は知っておいた方がいいんじゃないですか(笑)

調査は昨年末から今年にかけて国公私立大25校の約3700人と千葉・新潟の高校生約1000人を対象に行われました。最近、ニュースなどでよく取り上げられる10ヶ国を選んで世界地図上に記した30の番号から選んでもらったようです。

選ばせた10ヶ国は、米国、インド、ブラジル、北朝鮮、フランス、ギリシャ、ベトナム、ケニア、イラク、ウクライナ。オッと、ウクライナは僕も怪しいです(笑)

大学生全体で最も正答率が高かったのが米国の96.9%、次いでインドの96.8%、ブラジル92.8%。最も低かったのはウクライナの54.8%でした。高校生は米国の92.8%が最高で、最も低いウクライナは33.0%。

米国の場所が分からない大学生が3.1%。真面目に答えていない学生がいるとしても100人中3人が誤答するというのは・・・。中国やコンゴの位置と間違える例もあったそうです。

北朝鮮の場所を正しく答えられたのも大学生で90.3%、高校生で76.1%。大半は韓国と間違えたようですが中にはインドやイラン、タイなどの国と間違えたケースも。

同学会よると、高校の「地理歴史」は1989年の学習指導要領改訂以降、「世界史」を含めた2科目が必修となり、残り1科目に「地理」を選択する生徒は半数にとどまっている。先進諸国などには地理を必修としているところも多く、同学会で地理教育専門委員会委員長を務める滝沢由美子・帝京大教授(地理学)は「最近、都道府県の場所や県庁所在地も知らない学生が増えていると話題になっていたが、実際に調べて驚いた。地理と歴史をバランス良く学ばせることが大切だ」と話している。
でもイラクやウクライナの場所を知っている大学生は半分以上なわけで路上でのアンケートよりはましかもしれません。

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骨髄幹細胞からヒトの腎臓をラットで作る

Yahoo!NEWSより「マウスで人のクローン腎臓 慈恵医大、幹細胞使い成功」(共同通信)

人の骨髄から採取した幹細胞をラットの胎児に組み込み、人と同じ遺伝的特徴を持った“クローン腎臓”をつくることに、横尾隆(よこお・たかし)・慈恵医大腎臓高血圧内科助手らが成功した。3月1日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表する。
ES細胞による再生医療の研究が倫理的な側面からいまひとつ難しい状況にある現在、骨髄などの幹細胞による再生医療の進展のニュースは嬉しいものです。

しかし骨髄の幹細胞を使った再生医療は皮膚や軟骨などでは実用化されていますが、別の動物を利用して臓器そのものを再生した例はまだほとんどありません。

この研究では人の骨髄の幹細胞をラットの胎児に組み込みヒトの腎臓と同じクローン腎臓を作ることに成功したようです。どこまでヒトの腎臓と同じものなのかは論文がまだないため分かりませんが、この腎臓を別のラットの腹部に戻して発育させたところ尿がでることも確認されたとのこと。

横尾助手は「理論的には拒絶反応も起きない。同様の方法で膵臓(すいぞう)や肝臓などもつくれると思う」と話している。
もし他の臓器でも成功し、ヒトに移植できることになれば再生医療の大きな進歩になるでしょうね。

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火星の赤道付近に水がある?

先日から話題になっていた火星の生命の可能性というのはこれのことでしょうか。

YomiuriONLINEより「火星の赤道付近に“流氷原”、生物期待できる?

火星の赤道付近で、地球の極地の流氷に形も大きさもそっくりな“流氷原”が見つかった。欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機マーズ・エクスプレスの高解像度カメラによる観測で確認できた。
火星の峡谷この研究で調査されたのは火星の赤道付近。今より温暖だった500万年前にこの付近に流れ込んできた水が約800―900km四方、水深約45mの海を作った痕跡があるとのこと。これらの水は地表の下にまだ存在する可能性が指摘されています。

地形的にもこのあたりに氷が存在していることがいわれていましたが、それがますます真実味を増してきました。500万年前というのが正しければ地質学的に見てもごく最近のこととなります。

これらの水は地表の下へと引いていったようですがその時表面付近でできた氷が残っているのではとのことです。火星の大気中では氷は昇華して水蒸気になりますが、火山の噴火で火山灰が氷の表面を覆い、長期間の蒸発を逃れたと推定しています。

生命の存在につながる水が、火星の地表付近に氷の状態で豊富に存在していることを示し、これまで地質や化学分析で、間接的な証拠しかなかった、まとまった水(海)の存在を裏付ける重要な発見となる。
NASAは今年の8月に次の火星探査機のマーズ・レコナイサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)を打ち上げる予定にしており、2006年の3月には火星に到着予定です。また、マーズエクスプレスも活動中ですしこれからも続々と新たな発見がなされることでしょう。さて、生物の痕跡の発見は・・・。

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NEWS CLIP 05/02/22

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2005.02.22

重力を利用して二足歩行する省エネロボット

WiredNEWSより「二足歩行に重力利用、「省エネ」ロボット3種公開

米国の2大学とオランダの大学のロボット研究チームがそれぞれ、重力をうまく活用することでエネルギーを節約して二足歩行するロボットを開発、米国科学振興協会(AAAS)の全国大会で17日(米国時間)公開した。同18日付の英科学誌『サイエンス』でもレポートを発表している。
Toddler二足歩行ロボットとしてまず思い浮かぶのはHONDAの「ASIMO」ですが、ASIMOなどの二足歩行ロボットはすべての動きをモータで駆動しています。そのため消費するエネルギーが多いというのが特徴。

この度マサチューセッツ工科大学、コーネル大学、オランダのデルフト大学がそれぞれ開発したのは重力を利用することでエネルギーを節約して歩行する受動駆動システムのロボット。エネルギーはモータ駆動型の10分の1ですむとのこと。

これらのロボットは左右に、ぐらつきながらも何とかバランスを取りながら二足歩行します。まるで歩くのを覚えたての幼児のようです。

MITのToddlerと名付けられたロボットは、腹部に700MHzのPentiumチップを搭載しているだけですが学習能力も持つとのこと。

MITが開発したロボット『トドラー』はさらに、歩行を学習する機能も備える。センサーで自らの動作や地面の状態などを計測し、モーターの動きに反映させて動作を調整するという。サイエンス誌のウェブサイトでは、3体のロボットが歩く動画も公開している。
二足歩行もどんどんと進化しています。

<参考>3体のロボットの動画AAAS 

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ナタデココから薄型ディスプレー

まさかあれがナタデココだったとは(笑)

Asahi.comより「ナタデココ、次世代の薄型ディスプレー基板に活用

紙のように曲げられる次世代の薄型ディスプレーの基板づくりに、デザートなどの食材「ナタデココ」が活用できることが、パイオニアと三菱化学、京都大の産学連携の共同研究で分かった。強度や耐熱性などはガラス基板並みという。材料費も安く、開発が急速に進む薄型ディスプレー生産のコスト削減につながりそうだ。
透明基盤と有機発光トランジスタ先日の発表の中に「曲げられる薄型ディスプレー」というのがありましたが、その基板材料がナタデココだったとは(笑)

ナタデココが日本で知られるようになったのは1990年代始め。

ココナッツの果汁から作られる寒天状のナタデココは、99%の水と1%の食物繊維からできています。その食物繊維も非常に細い網目状構造になっていて強い弾力の由来となっています。ココナッツの果肉に水や斎藤を加え、アセトバクター・キシリナムという菌を加えて発酵。表面にできた膜を取りだしたものがナタデココです。

この基盤を作るには、ナタデココかを圧縮機でつぶし水分を飛ばして乾燥。繊維だけが残ったナタデココに樹脂を注入すると、樹脂が繊維の間に浸透し透明な色になります。そこに紫外線を照射して柔らかな基盤を作るとのこと。有機ELを貼り付ければ曲げられる薄型ディスプレーの完成です。

樹脂を注入するということはやはり食べられませんね。ちょっと期待したんですが(笑)

ナタデココを使えば、既存のガラス基板よりも安くつくれる見込みで、研究グループは早期の実用化を目指す。
ナタデココのメーカーにはとんでもないところから注文が入りそうですね(笑)

<参考>「袖に縫いつけられるディスプレーの開発−これって洗濯できませんよね(笑)」(サイト内リンク)

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毎日少しの晩酌の方が太らない?

僕の場合毎晩の晩酌はそんな量ではないのですが、年に数回、前後不覚になります(笑)
Asahi.comより「たまの深酒は肥満のもと? 米国立研究所が調査

たまにしか飲まない酒で深酒する人は太りやすい――。「飲みっぷり」と肥満との関係を探った珍しい調査結果を、米国立保健研究所(NIH)が発表した。少量の晩酌を習慣にする飲み方だと太りにくいという。
調査を行ったのは、米国立保健研究所(NIH)。1997−2001年の国民健康面接調査に参加した男女のうち非喫煙者で飲酒をする約3万7000人の「1回の酒量」と「飲酒の頻度」を調べました。

BMIの数値との関連を調べた結果、1回に1杯しか飲まない男性のBMIの平均は26.5で、4杯以上飲む人の平均は27.5だったとのこと。女性でも1杯の場合25.1でしたが4杯以上の場合は25.9に上昇しました。

26.5って十分太ってると思うんですが(笑)

さらに年間の飲酒日数が少ない人ほどBMIの数値は大きかったとのことです。

たまにがぶ飲みするのがいけないんでしょうか。

なかなか分析の難しそうな内容ですが、ちびりちびりと晩酌する人の場合、あまり食べないのかもしれません。

研究チームは「飲んでも太りにくいのは、1回に1杯しか飲まず、週に3〜7日飲む人といえる。たまのお酒で量を過ごす人が最も太りやすい」と説明した。
毎日ちびりちびりですけど、たまにドカッと飲む人はどうなるんでしょうか。最悪かな(笑)

1杯というのが何を1杯なのかはNIHのサイトを見ても分かりませんでした(笑)

<参考>National Institutes of Health

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NEWS CLIP 05/02/21

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2005.02.21

NEWS CLIP 05/02/20

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2005.02.20

海底通信ケーブルの盗聴用原潜が就航−あなたの電話も・・・

CNNより「海底通信ケーブル盗聴する潜水艦就役へ、米海軍

AP通信は18日、近く就役する米海軍の攻撃型潜水艦「ジミー・カーター」に海底通信ケーブルの盗聴を可能にする機器が積載されている、と伝えた。対テロ戦争などの作戦に従事するとみられる。
Shakey原子力潜水艦ジミー・カーターはもともと冷戦時代に開発された原潜のひとつですが、冷戦の終了と予算の関係で1999年になってはじめて建造がはじまりました。今年度から就役予定となっています。

もともと米国はこのような盗聴任務に就いている潜水艦を保有していましたが、その潜水艦の退役にともないジミー・カーターがその任務に就くことになりそうです。

盗聴王国アメリカはもともと「エシュロン」というシステムで電話、FAX、電子メールなど世界中の国際通信のほとんどを盗聴しています。正確に言えば世界中を飛びかう通信を一度システムの中にそっくり取り込んで、あらかじめ定められたキーワードを含む通信だけをピックアップしています。

その処理能力は1日数十億メッセージに達するようです。

海軍がこれまで公表した情報によると、同艦は、機雷付設、巡航ミサイル「トマホーク」の武器を備えるほか、探索などに用いられる小型艦艇も搭載。海軍特殊部隊である「シール」の隊員50人程度も収容する。
まさに何でも屋のこの原潜。あなたの電話も筒抜けです。

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過去最大のガンマ線が地球を襲った

Yahoo!NEWSより「過去最大のガンマ線の嵐 昨年末、地球に襲来

2004年末、瞬間的なエネルギーとしては過去最大規模のガンマ線の嵐が地球を襲っていたことが、18日までに宇宙航空研究開発機構の磁気圏観測衛星「ジオテイル」の観測で分かった。
SGR1806−20JAXAのジオテイルは地球の磁場などを測定するための衛星ですが、この現象は他にも世界中の複数の人工衛星や電波望遠鏡などでとらえられました。

発生源は射手座の方向5万光年にあるMagnesterといわれている磁場の強い中性子星SGR1806−20ではないかと考えられています。

直径はわずかに24kmほどですが宇宙で12個しか見つかっていない強い磁場を発生している中性子星です。7.5秒間に1回という高速回転をしながら、軟ガンマ線を放射しています。
昨年に観測されたこの現象から推測すると、0.1秒間に太陽の15万年分のエネルギーを放出したことになるようです。

ジオテイルなどのデータを分析した結果、日本時間の12月27日午後9時半ごろ、いて座の方向、地球から約3万3000光年離れた天体が0・2秒間ほど大量のガンマ線を放射した後、約400秒間エックス線を放射していた。同様の放射が観測されたのは、1979年以来、3回目。
ガンマ線は地球の大気で遮られるため人体に影響が出る心配はないとのことですが。

<参考>宇宙航空研究開発機構

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握手しただけで名刺交換−皮膚を伝わります

Asahi.comより「握手で「電子名刺交換」、人体通じ瞬時にデータ NTT

NTTは18日、人体の表面に微弱な電気信号を伝わせることでデータをやり取りする「人体通信」を06年度中に実用化する、と発表した。専用のカード端末を身につけた人同士が握手するだけで、端末に保存した個人情報をやり取りする「電子名刺交換」などができるようになる。
RedTacton端末レッドタクトンと名付けられたこのシステムは人体が発生する弱い電界を伝送経路にする短距離の接触式ネットワークです。この技術は他社も開発を進めていますが、他社の技術に比べ伝送距離が長く速度も最大10Mbpsと高速になっているのが特徴です。

人が送信機と受信機にふれると、人の体を伝ってデータが移動する、つまりは人の体をケーブル代わりに利用する技術です。人が送信機にふれると送信機の電極が人の体に微弱な電界を形成します。この電界が人の体の表面を伝わり受信機に。受信機に到着した電界はフォトニック電界センサーによりキャッチされます。

例えばドアノブにふれるだけで瞬時に個人認証をしてドアをあけたり、薬ビンにこのデバイスを埋め込むことで薬ビンをさわっただけで薬の情報などを知ることができるなどの使い方が提案されています。

もちろん握手するだけで名刺のデータが相手のもつPDAなどに流れ込むなんて芸当も。これが普及すると日本も欧米なみに握手するようになるんでしょうか(笑)

今後、メーカーと協力して電子名刺交換などの応用商品の開発を進める。例えば、社員が部屋に入る際、端末をポケットに入れたまま特定の床を踏めば入室できるシステムなどが想定されている。接続線がなくてもパソコンとプリンターに同時に触れれば印刷も可能になる。
でもパソコンとプリンタの間にたってケーブル代わりに触ってるという絵もいまひとつ笑いを誘いそうですが(笑)

ちなみにこの「レッドタクトン」というネーミングですが、触れる(Touch)ことで反応を起こす(Act on)という意味を込め、さらにBluetoothに対抗する意味からRedにしたとのことです(笑)

<参考>NTT RedTacton・「Microsoft 皮膚を通じてデータのやりとりをする特許」(サイト内リンク)・「人体をケーブル代わりに−指先でピッ」(サイト内リンク)

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NEWS CLIP 05/02/19

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2005.02.19

大学でエクソシストの講義−2万4000円です。

エクソシストの学校です(笑)

毎日新聞より「悪魔払い:世界初の「講座」に聖職者100人出席 ローマ

世界初の「悪魔払い講座」がローマのカトリック教会系大学で開講。17日の最初の講義には聖職者約100人が出席した。受講料は180ユーロ(約2万4000円)。イタリアでは悪魔崇拝が拡大しているとされ、同大のスカファロニ師は「音楽やファッションに見られる悪魔主義や、魔法、オカルト主義の広がりに対処するのが目的」と説明。講義では「本当に悪魔が乗り移ったのか、それとも精神的問題なのかを見分けられるようにする」という。
エクソシスト、いわゆる悪霊を追い払う人は映画の中だけに存在するのではありません。イタリアでは数百人のカトリック公認のエクソシストたちがいます。

祈りによって悪霊を退散させるわけですが、まさか大学で講義まで行われるとは・・・。
受講料が180ユーロ(約2万4000円)というのが何とも現実的でいいですね(笑)

音楽やファッションに見られる悪魔主義に対抗するって・・・本物の悪魔と対抗して下さい。

最初の講義を担当したエクソシスト(悪魔払い師)のナンニ師は「悪魔払いはまじないではなく、祈りを通じて行うもの。臨機応変かつ慎重でなければならない」などと説いた。
受講を終えると修了証書なんかもらえるんでしょうか(笑)

ちょっと笑いに走ってしまったことを懺悔します。お願いですから悪霊がつかないでね(笑)

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稲作の起源、またさかのぼるのか?

稲作が日本で行われるようになったのは今から4000年前の縄文時代後期だといわれてきましたが、

Yahoo!NEWSより「縄文前期、イネ栽培か プラントオパール大量に」

岡山県灘崎町にある彦崎貝塚の縄文時代前期(約6000年前)の地層から、イネのプラントオパール(イネ科植物の葉などの細胞成分)が大量に見つかり18日、灘崎町教育委員会が発表した。
プラント・オパールイネやススキの葉で手を切ることがあるのは、イネなどの葉の中にガラス質の成分が含まれているためです。このガラス質の成分はプラント・オパールと呼ばれています。イネ科の植物では植物の種類ごとに異なる形状を示しているためイネの種類を特定することが可能になります。

また、このプラント・オパールは非常に安定した物質で、葉が枯れた後も半永久的に土中に残ります。短時間なら1000度程度の熱に耐えることもできます。

今回、岡山県の灘崎町にある彦崎貝塚の縄文時代前期(約6000年前)の地層から、イネのプラントオパールが大量に見つかりました。

同じ岡山県の朝寝鼻貝塚からも以前、同じようなプラント・オパールが発見されていますが、その時は微量であったため中国大陸から風で運ばれてきた可能性も指摘されていました。

しかし今回は、史跡整備に伴って発掘した土を分析したところ、土1gあたり約2000−3000個に達するプラント・オパールが発見されました。同時に小麦・キビ・ヒエやアフリカ原産のシコクビエ、コウリャンなども少量発見されました。

イネの栽培をうかがわせ、これまで栽培が始まったとされている縄文時代後期(約4000年前)をはるかにさかのぼる可能性がある。縄文時代の農耕開始をめぐる議論に一石を投じそうだ。
ただこのような小さい粒は浅いところで埋まっていても次第に下へ移動する可能性もあり、さらに慎重な分析が必要ではあるでしょう。
しかし日本の稲作の起源はどこまでさかのぼるのでしょうか。そのうち稲作発祥の地は中国揚子江流域ではなく日本だなんていわれたりして(笑)

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ゴキブリの性フェロモンを特定−オスのゴキちゃんはやっつけられるかも

僕はゴキブリのあの動きがどうも苦手。妻も苦手なのでゴキブリがでた日には家中がひっくり返ります(笑)

Asahi.comより「ゴキブリ退治に妙薬? メスの性フェロモン解明

日本にはびこる2大ゴキブリのひとつ、チャバネゴキブリのオスが引きつけられるメスの性フェロモンが特定された。人工合成したその化合物を使って、1晩に30匹以上のオスを捕まえることにも成功した。オスにしか効かないが、ゴキブリ退治の妙薬として使える可能性がある。
ゴキブリゴキブリは普段の生活でフェロモンを活用しています。集合フェロモンは糞の中に含まれるフェロモンですが、これにより集団生活を行うことができます。逆に集団に危険を知らせる分散フェロモンなどもあります。雌が雄に対し求愛を表現するのは性フェロモンです。

この性フェロモンは93年に行動記録などから確認されていましたが、少量しかなく特定は困難でした。

今回、米コーネル大の元研究員、野島聡さんらのチームは熱を加えた質量分析法を編み出し、1万5000匹の雌を使ってこの性フェロモンを特定しました。この化合物は「ブラテラキノン」と名付けられたようです。

フェロモンに詳しい佐久間正幸・京都大農学研究科教授は「このゴキブリには性フェロモン以外に、仲間を見分けるものなど数種のフェロモンがあるので、使い方を工夫すれば、メスや子にも効果が上がるはずだ」と話す。
この性フェロモンを利用すれば餌で釣るゴキブリ誘引剤よりも強力なため少なくともオスのゴキブリは僕の目の前から消えてくれそうです。

ちなみに日本に生息するゴキブリの数は236億匹と推定されています。1人あたり200匹。勘弁して下さい(笑)

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テロメア修復のメカニズム−ヒトは不老不死に近づいているのか?

Yahoo!NEWSより「配列複製のメカニズム解明 老化に関連のテロメア」(共同通信)

染色体の両端にあり、細胞が分裂するたびに短くなる遺伝子の配列「テロメア」が複製される際、DNAの傷を修理するのと同じ生体内のメカニズムが利用されることを、国立長寿医療センター研究所(愛知県大府市)の松浦彰・室長(分子遺伝学)らが突き止めた。
テロメアはDNAの中で老化や寿命に関係があるのではないかといわれている領域です。直線上のDNAの両端に位置し主に6個のヌクレオチドの配列が繰り返している部分です。

細胞が分裂するときは分裂してできた娘細胞に同じDNAが複製されますが、このときDNAの両端にあるテロメアが短くなります。長生きした細胞ほどテロメアは短くなりこれが寿命を決めるのではないかといわれています。

ただ決定的な証拠があるわけでなく、あくまで仮説の話ということになりますが。

無限に増殖するガン細胞の場合はこのテロメアを修復するテロメラーゼという酵素が見つかっています。一方、通常より寿命が短かったクローン羊のドリーの細胞内では生まれたてのとき、すでにテロメアは短くなっていました。テロメアと寿命は何らかの関係がありそうです。

今回の研究では酵母菌のテロメアとタンパク質の結合を高感度な検出方法で解析しました。その結果、染色体が複製されテロメアの構造が失われると、修復を行う酵素テロメアーゼを働かせるためにMRXといわれる複合タンパク質が結合することが分かったとのことです。

テロメアとの関連が注目されている老化現象の解明や、がんや一部の遺伝病の治療法開発などに役立つことが期待できるという。米科学誌モレキュラーセルに18日発表した。
ヒトはもしかして不老不死に近づいているのでしょうか。

そうなれば思想自体の大変革を求められることになりますが。

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NEWS CLIP 05/02/18

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2005.02.18

土星のオーロラ−僕も見に行きたい!

義母の姿がしばらく見えないなと思っていたら、カナダまでオーロラを見に行っていたそうです。1ヶ月前に姿が見えなくなったときはイタリアに行ってましたが(笑)

珍しく感動して帰ってきた義母ですが、彼女によれば写真のようにはなかなか見えないらしいですね。空全体が明るくなるような感じだとか。

Yahoo!NEWSより「ユニークな土星のオーロラ 同時観測で素顔明らかに」(共同通信)

土星の南極に現れるオーロラには、地球のオーロラとは異なり数日間続くなどユニークな特徴があることが分かった。土星を周回している米欧の無人探査機カッシーニと、米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡による同時観測の結果で、米ボストン大などのチームが16日、英科学誌ネイチャーに発表した。
土星のオーロラカッシーニとハッブル望遠鏡の同時観測で土星のオーロラの謎が次第に明らかになってきています。

土星のオーロラは地球や木星で見られるオーロラとは性質が異なるようです。綺麗な卵形をした土星のオーロラですが地球上でのオーロラが数分から数時間で消えてしまうのに対し、土星のは数日間も続いていたとのこと。

ハッブル望遠鏡がオーロラを観測していたときカッシーニは太陽風の観測を行いました。その結果、土星のオーロラは形状や種類が地球や木星で見られるものとはちがっていて、太陽風への応答も異なることが判明しました。

オーロラは太陽などから出る荷電粒子が惑星の磁気圏にとらえられ、大気圏の上層に流れ込んで発生。宇宙からは北極や南極を取り巻く輪のように見える。
ハッブル望遠鏡、寿命が尽きて廃棄される運命ですが最後までがんばります。

ちなみにうちの義母のおみやげはオーロラの絵はがきでした(笑)

<参考>ハッブル望遠鏡公式サイト・「ハッブル望遠鏡太平洋落下大作戦」(サイト内リンク)・「ハッブル望遠鏡の延命?

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最古の銀河団を発見

YomiuriONLINEより「127億年以上前に形成、最古の「銀河団」を発見

137億年前の宇宙誕生から10億年後までの間に形成された銀河の集合体である最古の「銀河団」を東京大、国立天文台などの研究チームが米ハワイ州にあるすばる望遠鏡で発見、17日発表した。これまでの観測記録を5億年さかのぼる。宇宙最大の天体である銀河団が、宇宙開びゃく後早い時期から存在していたことを示す成果という。
最古の銀河ビッグバンにより宇宙ができたのが今から137億年前と考えられています。その後星ができたり銀河ができはじめるまでに10億年かかていると予想されていましたが、ちょうどその頃の銀河が発見されました。

研究チームは2002年から2003年にかけて南天のくじら座の方角を観測。銀河が発する光の波長のずれをもとに地球からの距離を測定しました。その結果、127億光年離れた位置に6個の銀河が差し渡し300万光年の範囲に固まって存在することを確認しました。

127億光年離れた銀河ということは127億年前の銀河の様子を見ているわけで現在発見されている記録を5億年さかのぼった最古の銀河ということになります。

この銀河団は現在の銀河団と比べると、構成する銀河の数が少ないうえ、全体の質量も2桁小さくなっていますが、活発に星がつくられている最中で銀河団が生まれつつある姿を捉えた最初の研究だといえます。

銀河団は、離れている銀河同士が重力で引き合って作られていくという考えが主流だった。だが、研究チームの代表者である米宇宙望遠鏡科学研究所の大内正己研究員は、今回の発見を元に「特定の領域で銀河がかたまって誕生したため、初期の銀河団ができた」と推定、従来の理論の修正につながると話している。
宇宙初期の様子がどんどんと解明されていっていますね。いまだもって謎につつまれている銀河団の成立の様子も分かってくるかもしれません。

<参考>すばる望遠鏡公式サイト

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最古のホモ・サピエンスか?−謎に満ちた東アフリカ

YomiuriONLINEより「現生人類化石、最古は19万5000年前?

現生人類(ホモ・サピエンス)の最古の化石は約19万5000年前までさかのぼる可能性が高いとする研究成果を、米ストーニーブルック大などのチームがまとめた。1967年にエチオピアで見つかった化石の年代を再評価した結果で、現生人類の登場をこれまでより3万年以上さかのぼらせるという。17日付の英科学誌ネイチャーに発表される。
omo人類は約700−600万年前にアフリカで誕生し、猿人や原人などを経て現生人類が生まれたとされています。この現生人類(ホモ・サピエンス)が誕生したのは今から20−15万年くらい前とされていますが、最古の化石は諏訪元東京大助教授らが一昨年発表した約16万年前の化石でした。

研究チームは東アフリカのオモ川流域から1967年に発見された2体の頭骨化石を改めて調べ直しました。脳の体積などから現生人類に分類されているこの化石はこれまで約13万年前のものとされてきましたが、化石が発掘された周囲の岩石などを調べることにより約19万5000年前のものではないかと研究チームは推定しています。

ただ、専門家の間では「今回分析した岩石の年代と、化石の年代が大きくずれている可能性もあり、19万5000年前とするには根拠が弱い」との指摘も出ている。
研究チームもこの化石が10万4000年前のものである可能性を否定していません。我々の直接のご先祖様はどこにいらしたんでしょうか(笑)

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NEWS CLIP 05/02/17

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2005.02.17

サザエさんが株価を左右?−NY株よりも高い連動性だそうです

サザエさんのエンディングのジャンケンで5連敗中です(笑)

Yahoo!NEWSより「「サザエさん」が株価を左右?=視聴率上がると相場下落−大和総研リポート

「サザエさん」の視聴率が高い時期は株価が下落し、逆に低い時期には株価が上昇する傾向がある−。国民的人気アニメの視聴率と株式市場との意外な連動性を示すこんなリポートを、大和総研が14日までにまとめた。
日曜日の夕方といえばサザエさん。わが家もすっかりこのパターンです(笑)

このサザエさんを見終わると日曜日も終わりかと思い、明日からの仕事のことが頭に浮かんで憂鬱になる現象を「サザエさん症候群」というそうです。

サザエさんが人の心理的な浮沈と関係しているならば株価とも関係があるのではないかと考えたのが大和総研の研究グループ。毎週の視聴率は浮き沈みが激しいので2003年以降の26週平均の視聴率の移動平均とTOPIXの関係を分析してみたようです。

その結果サザエさんの視聴率が高いときには株価が下落し、逆に低い時期には株価が上昇していたとのこと。計測した期間の相関係数は-0.86。連動性が高いといわれるNY株とTOPIXの相関係数が0.58であることからも分かるようにサザエさんの視聴率はNY株よりもTOPIXとの連動性が高いという結果になりました。

大和総研は、日曜日に外出せず、サザエさんを見ながら夕食をとる世帯の増加は景気の冷え込みを示唆する一方、視聴率の低下は好景気の表れと分析。
それだけでこの連動性が出るかは疑問ですが、今週からはアナリストもサザエさんをチェックしなければ(笑)

<参考>大和総研

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PAHで胎児に染色体異常が増える

Asahi.comより「汚れた空気、胎児に悪影響 染色体異常増 米研究所発表

妊娠中の女性が汚れた空気の下で暮らしていると、赤ちゃんに染色体異常が現れやすいことが分かった。米国立保健研究所(NIH)が15日、発表した。環境汚染物質が胎児染色体に悪影響を及ぼすことを実証的に示した研究は、極めて珍しい。大気汚染の激しい都市圏で、白血病などのリスクが高まることを示唆しているという。
コロンビア大の研究チームはニューヨークのマンハッタン地区の妊婦60人に携帯用の測定器をつけてもらい多環式芳香族炭化水素(PAH)という物質を浴びている量を測定しました。

PAHとはPolycyclic Aromatic Hydrocarbonといわれるものでベンゼン環を2個以上もつ化合物の総称です。ナフタレンやアントラセン、フェナントレン、、ピレンなどがその代表となります。今から数十年前にPAHの一つであるピレンに発ガン性があるということが指摘されて以来、PAHの害についてはいろいろと研究されてきました。

PAHは主に原油に含まれているため、車などから流れ出るオイルやディーゼルエンジンの排気ガスなどに含まれています。

出産後に臍帯血(さいたいけつ)(へその緒の血)の白血球を調べた結果、日常的に浴びているPAHが全体の平均以下だった女性の赤ちゃんでは、白血球1千個当たり4.7の染色体異常が見つかった。これに対しPAHが平均を超えた女性の赤ちゃんでは、染色体異常が7.2に上っていた。白血病など各種のがんの下地ともなる異常が目立ったという。
現在同じ研究の一環として、タバコや農薬、アレルゲンなどと胎児の発達に関する研究も行われているようです。

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花粉症用ワクチン開発−早く実用化をして下さい<妻

花粉症の妻はすでに完全防備。見るからに怪しい人になってます(笑)

Asahi.comより「花粉症予防に細菌パワー 理化学研がワクチン開発

花粉症予防に、現在の治療法より少量で効き、副作用も少なく抑えることが期待できる新ワクチンを理化学研究所が開発した。細菌の働きを借り、アレルギーを抑制する仕組み。5年ほど後の実用化を目指している。
スギいわゆる減感作業療法の改良のようです。

減感作業療法はアレルギーの原因物質であるアレルゲンを皮内反応テストで確かめた後、これを薄めた薬を週に1−2回注射していく免疫療法です。花粉症に対しては60−80%の高い有効率を示しています。

症状が止まってしまえばその後注射を続けなくても効果が持続することが多いため人気は高まっています。アメリカでは花粉症以外にもダニなどのアレルギー治療でも用いられているようですが大きな問題はこの治療を行っている医療機関が少ないことと、2−3年の間続けなくてはいけないというところにあります。

今回、理研の免疫・アレルギー科学総合研究センターの阪口雅弘チームリーダーらはこの療法に工夫を加え、エキスに含まれるスギ花粉のたんぱくに、細菌のDNA断片を結合させたワクチンを開発しました。

このDNA断片は鼻や目の粘膜にある肥満細胞とスギ花粉のタンパク質が結合するのを阻害する性質があり、アレルギーをおこすヒスタミンなども分泌しにくくするようです。

このワクチンだと約6回の注射で効果があることが予測され、減感療法よりも副作用が約50分の1に減る可能性も指摘されています。

現在、マウスを使った実験が進められ、アレルギーを抑える物質の働きが上がることが確認された。08年には患者を対象に臨床試験を始めたいという。
理研では他にも結核ワクチンのBCG接種で花粉症を抑える研究もしているとか。こちらも興味津々なんですが。

<参考>理化学研究所

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NEWS CLIP 05/02/16

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2005.02.16

禁煙で寿命はのびる−ただし45歳までに禁煙しましょう

喫煙者の僕がいうのもなんですが(笑)

Yahoo!NEWSより「禁煙で寿命は数年延びる=米加研究チーム」(ロイター)

米国とカナダの研究チームは14日、喫煙の習慣を止めれば、たとえ肺疾患を発症した後でも数年間寿命が延びると報告し、禁煙に遅すぎるということはほとんどないとの根拠が新たに示された。
禁煙研究では35歳から60歳までの軽い肺疾患で自覚症状のなかった喫煙者、5887人を14年間にわたって追跡。

その中で禁煙プログラムに参加した人の年間死亡率は1000人中8.8となり、参加しなかった人の死亡率10.4に比べてずいぶんと低い値となりました。さらに完全に禁煙した人の場合は死亡率は6.0だったとのこと。

全体として禁煙できた人の死亡率はそうしなかった人に比べると46%低い値を示したそうです。

さらに死亡率は35歳から45歳までに禁煙した人の方が45歳以上で禁煙した場合よりも明らかに下がったそうです。僕も禁煙するなら45歳までにしなくては(笑)

ボルチモアにあるジョン・ホプキンス大学のロバート・ワイズ氏は文書で、「(喫煙が)健康に有害であることは大半の人が認識しているが、禁煙によって寿命にどれほどの好影響があるかは認識していないと思う」と語った。
さてさていつから禁煙しましょうか(笑)

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小論文自動採点システム

こういうのってアリなのかなと考えてしまいました。

Asahi.comより「小論文、コンピューターで自動採点 入試センターが試作

入試で出題される小論文をコンピューターで自動採点する試みが大学入試センターの研究者のもとで進んでいる。第1号のシステムは試作済み。文法、表現が複雑な日本語を精密に読み解くにはまだ課題がある。しかし、実用化されると、採点に時間がかかり、採点者によるばらつきが出やすい小論文の判定に威力を発揮しそうだ。
開発をしているのは大学入試センター研究開発部の石岡恒憲助教授。アメリカのビジネススクールの小論文試験で使われている自動採点システム「e-rater」を参考にしているそうです。

試作システムは「Jess」(Japanese essay scoring system)といわれネット上でも試験稼働しています。Web上で入力された文章を1.修辞(文章の読みやすさ、語彙の多様性、難しい語の割合、受動態の文の割合)、2.論理構成、3.内容の的確さの3点で採点。10点満点で評価を下します。

ためしに適当な問題を打ち込んで自分で回答してみましたが、7.5点をいただきました(笑)。思いつくままにつづった文章としてはいいのか悪いのか。

講評で「長すぎる文があります」、「句の中の文節の数が多すぎる文があります。」、「漢字の使用がやや少ないように見受けられます。」、「連用形や接続助詞の句の並びの多い文が、ややあるように見受けられます。」などといわれてしまいました。

論理構成は満点をいただきました。ちょっとひと安心(笑)

日本語の文章は、接続詞を省くなど特有の言い回しがあり、起承転結をつかみにくい。Jessの実用化には、こうした難解な表現を読みこなす能力が欠かせず、長い文章をコンピューターで短くまとめる文書自動要約の技術を応用するなどの研究が続いている。
問題はこのJessが「毎日新聞」の社説やコラム(「余録」)で理想とする小論文を学習しているという点にあるかも。余録ってそんなに論文らしい文章でしたっけ(笑)

純粋に技術的に見ればこういうのは大好きなんですが、それよりも大学が試験でこういうソフトを使うっていうのがどうかと。自分ところの入試くらい自分たちの基準で採点してほしいものです。

<参考>「Jess

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ブタ胚を臓器に成長させることに成功−異種移植につながるか

Yahoo!NEWSより「ブタ胚、人体移植への利用も可能=研究」(ロイター)

イスラエルの研究チームが14日、ブタ胚から作り出した新しい細胞や組織は、人体への移植に利用でき、成獣の組織を使用するよりもリスクが低い可能性があるとの報告を発表した。
ブタブタの臓器を人間に移植するための研究はずっと行われてきていました。ただ、急性拒絶反応があるためなかなか難しく、現在では拒絶反応がおこらないように遺伝子操作したブタの臓器をヒトに移植する研究も行われています。

ただ、今回の報告では、ブタの成体の臓器を移植に使うのではなくブタ胚からつくり出した組織を移植に利用できるのではないかということです。研究チームはブタの胚の細胞をマウスに移植し、肝臓や膵臓、肺などの臓器に成長させることに成功しました。

研究チームは受精後さまざまな時期のブタの胚から各種の細胞を取りだし、マウスの体内に移植。結果、肝臓をつくるには受精後28日の細胞、膵臓は42−56日、胚は56日などそれぞれ違ったタイミングで取りだした場合がうまくいったとのことです。

研究を率いたワイスマン科学研究所のヤイル・ライスナー氏は、「ヒトの胚性幹細胞(ES細胞)などについての倫理的な論争を考慮すると、ブタ胚の利用は臓器提供者不足に対してより明快な解決策を提供する可能性があると考えている」と述べた。
ヒトのES細胞の研究が論議を呼んでいる今、光が差してきそうな話題です。

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2005.02.15

NEWS CLIP 05/02/15

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夫婦円満の秘訣は価値観よりも性格にあり−うちはどちらも違いますが(笑)

僕と妻ははっきりいって価値観は180度違います。価値観の違いが離婚原因というならとっくに別れてますが(笑)

Yahoo!NEWSより「幸せな結婚の条件は、価値観の共有より性格の相性=米調査」(ロイター)

米アイオア大学の研究チームは13日、よい結婚の条件として、精神的な価値観の共有よりも人格の相性が重要との報告を発表した。
人格の相性って何だという根本的な疑問がわいてきますが(笑)

アイオワ大の研究チームが新婚カップル291組について調査した結果です。結婚後1年以内のカップルを調査したところ、人々は価値観や宗教、行動が似ている人と結婚する傾向が強かったようです。

しかし、実際の件今後の満足度では価値観が似ている夫婦よりも性格が似ている夫婦の法が高かったとのこと。ここで、性格が似ているとは何だとなりますが、原文では「personality similarity」となっています。

研究チームは、「人は同じような価値観や信仰を持った人に魅かれ、結婚している可能性がある」と指摘。ただ、日常の問題に対する対応が異なっていると、「摩擦や衝突が起きやすい」としている。
うちは性格も違うんですが(笑)

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NEWS CLIP 2/14

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二重ナノリングの製造に成功−量子コンピュータに近づいた?

毎日新聞より「ナノリング:二重化構造に成功 つくばの研究所

物質・材料研究機構(茨城県つくば市)のナノマテリアル研究所ナノデバイスグループは、二重のナノリング構造を作ることに成功したと14日、発表した。同グループの小口信行ディレクターは「それぞれのリングは量子力学的な相関関係にあり、量子コンピューターの2量子ビットにすることができる」と話している。
二重ナノリング現在のコンピュータにかわるものとして量子コンピュータがあります。現在のコンピュータでは情報を1か0の数字の列に分解し、トランジスタの内部のスイッチを切り替えることにより計算を行っています。

量子コンピュータでは任意の割合で重ね合わせた0と1の中間状態を計算に利用するため並列計算を同時に行うことが容易になりスピードは健在のコンピュータの比ではなくなります。

しかし問題は量子コンピュータ内部の電子の配置にあります。量子ビットを構成する量子ドットの寸法が電子の波長程度で隣接する量子ドット間の距離も非常に小さくなければいけません。

現状ではこのような相互作用を制御する現実的な手法は実現されていませんでした。

この研究では「液滴エピタキシー法」といわれる手法を用いてガリウムとヒ素から複雑な形状の二重ナノリングを造ることに成功したようです。

この二重ナノリングはそれぞれ量子ドットとして機能することも確認されました。

外側のリングは直径が約100ナノ(ナノは10億分の1)メートル、内側のリングは同約40ナノメートルで、高さはともに4〜5ナノメートル。直径やリングの間隔は変更することができる。
さてさて量子コンピュータにはどのくらい近づいたのでしょうか。

<参考>物質・材料研究機構

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2005.02.14

クローン猫値下げへ−340万円です

これってやはり普及していくんでしょうか。

Yahoo!NEWSより「クローンネコの代金36%安 米企業、顧客拡大狙いか」(共同通信)

1匹当たり5万ドル(約530万円)でペットのネコのクローンづくりを請け負ってきた米ベンチャー企業が12日、今後は代金を大幅に値下げし3万2000ドル(約340万円)で販売すると発表した。
クローン猫クローン猫を販売しているのはアメリカのジェネティック・セービング・アンド・クローン社。

クローン猫をつくる(?)場合、一番問題になるのが生まれる確率です。体細胞クローンでは、ある程度の大きさにまで育てたクローン胚を仮親の体内に移植。体内で育て出産させるという方法をとっていますが、仮親の体内で上手く育たず流産したり死産するケースが多いのが問題でした。

正常なクローンが生まれる確率は通常の方法だとせいぜい数%とのこと。

これでは採算がとれないことと、多量の仮親を用意しなければいけないため批判も大きいということで他の企業は乗り出していません。

それに対し、この会社が使っている手法は「クロマチン移植」といわれる方法です。通常は分裂期にない体細胞を未受精卵に移植するのですが、この方法では分裂期に染色体が赤道面に集まっているときに移植します。これにより流産や死産の確率が大幅に小さくなるようです。

今回の根さあ下の理由について同社は、技術が向上し、代理の母親役のネコを多く確保しないで済むようになったといっていますが・・・。

発表によると、同社は今月8日、40代の男性顧客に、昨年死んだペットの雌ネコのクローンを販売。クローンネコの販売は昨年12月に続き2件目で、今後2、3カ月でさらに3人の顧客にクローンネコを届けられる見通しだという。
ただクローンについてはまだまだ解明できていない部分もあり、寿命も短いようです。

<参考>Genetic Savings&Clone,inc.

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2005.02.13

温泉濾過して一攫千金?

わが家の近所では温泉発掘がブームなようです。旅館などが共同して温泉を掘っていたのはまあいいとしても何故かスーパーの駐車場でも掘ってました(笑)

毎日新聞より「希少金属:草津温泉から採取計画 原研が捕集布開発

日本有数の湧出(ゆうしゅつ)量を誇る群馬県・草津温泉に溶け込んだ希少金属を採取しようと、日本原子力研究所高崎研究所(群馬県高崎市)と同県草津町が、4月から共同研究を始める。工業用触媒に使われるバナジウムや、1キロ200万円もするスカンジウムなど産出量が少なく高価な金属を、同研究所が開発した捕集用の布を使い、温泉から取り出すという世界初のユニークな試みだ。
これは放射線クラフト重合法を用いて、日本原子力研究所高崎研究所のグループが開発した金属の採取方法です。

ポリエチレンでできた不織布に放射線をあてイオン交換基や錯体形成機能を布自身にもたせる手法で、液体中の微量金属を集めることができるとのこと。

実際に海水からイエローケーキや酸化バナジウムなどを回収することにすでに成功しているようです。

同研究所の試算によると、草津温泉の源泉の一つ「万代鉱」からは1分あたり6000リットルの温泉がわき出し、スカンジウムが年116キロ、バナジウムが年725キロ、ヒ素が年32トン採取できるという。スカンジウムはエックス線の研究材料として貴重、バナジウムは重要金属として国家備蓄の対象だ。ヒ素は半導体の原料になる。金が含まれている可能性もある。
採算がとれればすごいですね。スカンジウムなんかがどんどんとれたらゴールドラッシュ(笑)

その布で近所の温泉を濾してみたいんですけど(笑)

<参考>日本原子力研究所高崎研究所

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新型のHIV?−潜伏期間短く、薬剤耐性をもつウィルスの可能性

YomiuriONLINEより「潜伏期間短いエイズ患者確認、新型ウイルス?

ニューヨーク市の保健当局は11日、複数の薬を服用する多剤併用療法が効かないうえ、感染から発症までの潜伏期間が極めて短いとみられるエイズの患者を確認したと発表した。
2004年には日本でも年間のHIV感染が748件、エイズ患者が366件で合計1114件となり初めて1000件をこえたとの報告がありました。

世界では昨年のHIV感染者の推定は3940万人にのぼっています。

感染した場合、HIVのウィルスそのものを殺す治療法はまだ発見されていませんが、人体内でHIVが増殖するのを抑える薬を3種類程度服用してAIDSの発症を抑える多剤併用療法が行われます。

しかし今回アメリカで、多剤併用療法に利用する薬4種類のうち3種類までに耐性を示すケースが発見されました。患者は40代の男性で、覚醒剤の常用者だったということですが、感染から発症までの期間が通常は10年以上なのに対し2,3カ月と短かったのが特徴です。

薬剤に対して耐性を示すケースはこれまでも確認されていますし、発症までの期間が短いケースもありましたが同時に起こっているというのがCDCなども注目している点です。

米疾病対策センター(CDC)は「多剤耐性と進行の早さという2つの特徴を併せ持つウイルスが確認されたのは、少なくとも米国では初めてだ」と指摘。新型のウイルスが出現した恐れもあるとみて、警戒を呼びかけている。
新型のウィルスでなく患者の体質によるものではとの意見もあります。できることなら新型でないことを祈りたいと思います。

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大学入試ミス、過去最多の勢い−来年度が思いやられます

SankeiWEBより「大学入試ミス増加 すでに50件超え 予備校の“検証”高い人気

大学入試シーズンが最盛期を迎えるなか、入試の出題ミスが10日現在ですでに50件を超えている。入試問題をめぐっては、センター試験で高校教科書に載っていた文章が出題されるミスも起きており、文部科学省は「入試は大学教育の第一歩であり、大学の見識が問われるもの。ミスを防ぐ工夫を徹底してほしい」と呼びかけている。
受験生にとっては一番怖いのが出題ミス。みんなが点をもらえたらラッキーと思うのは一部の不心得者だけ(笑)

限りある時間の中で正解のない問題や、答の出せない数学の問題などに取り組みとことん考え倒して、結果時間切れなんていうと泣くに泣けません。

昨年は過去最多のミスがありましたが今年はそれを上回りそうな勢いです。文科省によると今年度入試でこれまで発覚しているミスは37大学51件。国立大が8大学9件、私大が29大学42件となっています。

昨年度入試では173件のミスがありました。

大手予備校はどこも大学から依頼を受けて入試問題を検証する事業をはじめています。入試終了後に問題を分析し、分量や難易度、ミスがないかということをレポートするサービスですが結構流行っているようです。

入試問題作成を予備校に丸投げしている大学もあります。

文科省は、受験対策を行う予備校が大学側の入試業務に関与することには、慎重な見方を示しており、「理想的には、大学側が入試の専門家を養成して責任を持つべきだ」として、一元的に入試問題の作成・管理を行う部署を学内に設立するなどの対策を提案している。
確かに入試の多様化などで作成しなければいけない問題量も増え、大学側の負担は大きくなっていますが自分の大学で学ぶ受験生を選ぶ試験をよそに頼るのはどうかと。

新課程入試になる来年度はさらに増えるんでしょうか。

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2005.02.11

ニンジンがガンを予防する−僕は嫌いなんですけど(笑)

実は僕はニンジンが少し苦手です。子どもには好き嫌いするなと言うんですが(笑)

UKTodayより「1日1本の「ニンジン」でガン予防!?――ニンジンの効能が見直される

ニンジンといえば古くから健康食品とみなされてきたが、1日に1本のニンジンを食べることでガン予防につながるという研究結果が報告され、ニンジンの効能が改めて見直されていることが伝えられた。
ニンジンニンジンが健康によいというのは以前から言われていましたが、ニンジンのどの成分が有効なのかは分かっていませんでした。

今回研究を行ったのはニューキャッスル大学とデンマークの合同研究チーム。研究によりニンジンに含まれているファルカリノール(farcarinol)という成分がガン予防に役立っていることが分かりました。

ファルカリノールはニンジンを腐敗などから守っている成分です。

実験では未発達のガン細胞をもつマウス24匹を3つのグループに分けました。一つのグループにはニンジンを与え、2つめのグループにはニンジンに含まれているのと同量のファルカリノールを飼料に混ぜて与え、3つめのグループには通常の飼料を与えました。

その結果、ニンジン入りの飼料とファルカリノール入りの飼料を与えたグループでは3分の1のマウスでガンの発症が抑えられたとのこと。

ただこの研究では生のニンジンを使用したため、加熱したニンジンやニンジンジュースで同じ効果がヒトでも得られるかは分かっていません。

なお、ニンジンに含まれるファルカリノールは、大量摂取した場合は逆効果となるが、一度に400キロを消費しない限りは安全とされている。
嫌いなニンジンを400kgも食えと言われたら卒倒します(笑)

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深海掘削船「ちきゅう」いよいよ完成間近

小さいころに本気でほしかったのはサンダーバードのジェット・モグラ。ジェット・モグラで地球内部の大きな空洞を探検するつもりでした(笑)

Yahoo!NEWSより「地殻貫き秘密解き明かす 探査船「ちきゅう」公開

 海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)は10日、長崎市の三菱重工業長崎造船所で、建造作業が大詰めを迎えた世界最新鋭の地球深部探査船「ちきゅう」(57、500トン)の船内を報道関係者に公開した。
ちきゅう「ちきゅう」は海洋研究開発機構が造っている海底下7000mまで掘削できる最新鋭の地球深部探査船です。

水深2500mの深海でさらに厚さ6000mの地殻の下にあるマントルまで掘削することができます。これまでの掘削記録は2111mですから完成すれば大幅に記録更新することができます。

深海底の堆積物の中には46億年の地球の歴史がしっかりと刻み込まれています。火山活動の記録、隕石の衝突による気候変動のプロセス、メタンハイドレートの成因など海底を掘削することで得られる知識は地球の謎に大きく迫ることになるでしょう。

「ちきゅう」の船体中央には116mの櫓がくまれ、ドリルパイプを下に伸ばして掘り進んでいくことになります。総工費は約582億円。

探査船は日米主導で03年に発足した国際プロジェクト「統合国際深海掘削計画」(IODP)で主役を担う。IODPは海底を掘り下げ、地球の成り立ちや巨大地震発生のメカニズムなどを解明し、マントルの物質成分などを調べることで地震予測にもつなげる。訓練を経て07年からプロジェクトに投入される。
個人的には地殻内生命の存在に期待しているんですが。

<参考>海洋開発研究機構・「地底に生命はいるか」(サイト内リンク)

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体質の違いを見極める極小チップ開発−血を抜かれるのは苦手です(笑)

Asahi.comより「極小チップで患者の体質の違い判別 日立が基本技術開発

薬の効き方や副作用などに影響を与える遺伝子レベルの微妙な個人差を超小型チップ(2.5ミリ角)を使って解析する技術を日立製作所が開発した。これまで必要だった大がかりな解析用装置も不要で、短時間で簡単に診断できるという。患者の体質の違いによって薬を使い分ける「テーラーメード医療」の進歩に役立つ、と同社はPRしている。
DNAチップ人の遺伝子は約30億個の塩基からなっていますが、このうち遺伝子の塩基配列が1ヶ所だけ違っている部分、いわゆる微妙な個人差がある部分が誰しもあります。これを一塩基多型(SNP)といいます。この違いが、肌の色や体質の違いを生みますが、これはまた病気へのかかりやすさや薬の効き目、副作用などの違いの原因ともなります。

このSNPを調べることで個人個人の体質にあった医薬品の種類や量を決めるのが「テーラーメード医療」です。

テーラーメード医療を行うには、患者から血液や細胞を採取しDNAを分離、DNAチップなどで遺伝子型を測定しなければなりません。しかし、このための装置は大がかりで高価なものとなり近所の医療機関で気軽に検査してもらうとはいかないのが難点でした。

日立は、超小型のチップを開発。血液などから分離したDNAの溶液中にチップを入れ、そこに比較対象となる別のDNAを含んだ試薬を混ぜます。チップは配列の違いを読み取り、内臓のアンテナで容器外の読み取り装置へ送ります。

2.5cm四方の外形の中に、光センサーや信号処理回路、通信回路などを集積しています。

まだ実用化段階ではありませんが、2010年を目途に実用化を目指しているようです。

「基本的な技術開発に成功した段階だが、5年後には医療現場で使える技術レベルを確立したい」と話しており、実現すれば、小さな病院でも、患者一人ひとりの体質にぴったり合った医薬品を処方してもらえることにつながる、としている。
本格的にあちこちの病院で用いられることになると、診察のたびに血を抜かれるんでしょうか。ちょっと苦手なんですけど(笑)

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2005.02.10

愛知万博に警備ロボット登場

なんとも不思議な造形ですが・・・

yahoo!NEWSより「新型警備ロボットお目見え 愛知万博に出展へ

北九州市のロボット開発会社テムザックは8日、巡回警備や不審物の回収を行う新型の警備ロボットを開発したと発表した。ロボットは、高精度の衛星利用測位システム(GPS)や高感度センサーなどの最新技術を搭載。3月25日開幕の愛知万博に出展予定で、同社は「実際に会場で警備もさせたい」と意気込んでいる。
ムジローこれらの2体のロボットは巡回警備ロボットとして開発されました。今のところ万博会場で警備をする計画はいまのところないようですが。

高精度のGPSにしたがって自動巡回し、異常があれば警備センターに通報。高感度の人感センサーはマイクロ波により50mまで先の物体検出が可能です。ガラスやプラスティック、薄い壁くらいであれば透過することもできます。不審物を発見した場合は警備員の遠隔操作により不審物を回収します。

安全性のため普段はボディ内に腕を格納。サイズは高さ150cm、重さ130kg。バッテリーで動作します。

デザインは子どもには優しく、悪者には怖く見えるようにつくられているそうですが。

ロボットは2台で、名前は「ムジロー」と「リグリオ」。デザインは、アニメ「機動戦士Vガンダム」のメカデザインで知られる石垣純哉氏が考案した。
ムジローのネーミングは暖かさの子音Mに、郷愁の子音Jを組合せ、一目おかれる存在感の音Roで締め、タフさと母性の共存を特徴とするらしいです(笑)

<参考>テムザック

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角砂糖大の原子時計

最近、腕時計を持ち歩かなくなりました。携帯に時計はついいるし部屋の中ではどこかに必ず時計があるので不便を感じなくなったからです。というのは表向きの理由で、もってる腕時計が1日で5分くらい遅れるようになったからというのが真相(笑)

CNETJapanより「米科学者、角砂糖大の原子時計を開発--1秒の誤差に300年

角砂糖大の原子時計を開発した研究者が、ここで用いられた消費電力削減技術はいずれ携帯電話やその他の機器に応用されるだろうと話している。
 ミシガン大学教授のClark Nguyenは、サンフランシスコで開催中の国際固体素子回路会議(International Solid State Circuits Conference:ISSCC)で、この原子時計の詳細に説明した。同教授によれば、この時計は1日の誤差がわずかに1ミリ秒で、1秒の誤差が生じるには274年から300年かかるという。
クォーツ時計では、水晶の振動を基準に1秒を測っています。一般的なクォーツ時計の精度は6桁−7桁程度。これは2週間弱で1秒ずれるくらいの精度です。

原子時計はセシウム原子やルビジウム原子などの振動を基準にした時計で、誤差は3000年から30万年に1秒程度。日本の産業技術総合研究所が開発した原子時計「JF−1」はなんと2000万年に1秒しかずれません。

しかし、このJF−1は設置面積が約3.7平方メートルあります。

今回開発されたこの小型原子時計は、精度こそ300年に1秒程度と原子時計としては少し落ちますが、大きさがなんと1立方センチメートルと角砂糖なみです。

消費電力も75mWと小さく、普通のバッテリーで動作します。

原子時計に使うセシウムは常温では固体ですが、原子時計として扱うにはこれを気体にする必要があります。

セシウム蒸気で満たされた空間(ベイパーチャンバ)の奥行きが2センチの場合は、これを15ワットの電力で摂氏80度まで熱するのに15分かかる。今回の試験的原子時計に用いられたベンパーチャンバは一面が0.6平方ミリメートルで、摂氏80度に達するのに3秒強しかかからず、また電力も数ミリワットで事足りるという。
原子時計の進歩は携帯電話やGPSなど様々なところに有効利用されます。

今回の原子時計、さらに小型化が進めば普及する可能性もあります。

それはともかく、僕の腕時計はなんとかならんのでしょうか。高かったのに(笑)

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2005.02.09

ダイヤモンドでできた惑星がある?

妻と買い物に行くと貴金属売り場のダイヤモンドの前で必ず立ち止まるのはなぜでしょう(笑)

YomiuriONLINEより「ダイヤモンドの惑星、米チームが存在の可能性発表

ダイヤモンドの分厚い層で覆われた惑星が銀河系に存在する可能性が高いと、米プリンストン大などのチームが、米コロラド州で開かれた太陽系外惑星の専門学会で7日に発表した。
ダイヤモンドは炭素が地球内部の高温高圧の条件下で圧縮され生成されるといわれています。

ところが、隕石中にダイヤモンドを含むものも実際に発見されています。それらの隕石を調べると炭素の含有率が非常に高いものがあることから、炭素を多く含む惑星があるのではないかという推定です。

地球はケイ素を多く含んでいますが、かわりに炭素を多く含む惑星があれば、その内部では地球の地下にあるマントルのかわりにダイヤモンドの厚い層がある可能性は確かにあるでしょう。

すでに、赤外線観測による元素の分析などから、乙女座の方角にある惑星が「ダイヤモンド惑星」の有力候補になっており、さらに詳しい観測を進める。
その星だと妻がダイヤモンド売り場の前で立ち止まることはなかったんでしょうけど(笑)

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ロマンスを高める物質発見?−ぜひ僕に追試をさせて下さい(笑)

ロマンスです。何か忘れかけていた響きの言葉です(笑)

日経Healthより「「ロマンスを高める物質」が見つかった

米ペンシルベニア州の生物学者ウイニフレッド・カトラーさんが、「若い女性の汗から、ロマンスを高める物質を発見した」と英国の科学誌「ニューサイエンティスト」1月26日号が報じた。
何とも眉に唾を塗りたくりたくなるような話ですが(笑)

この物質はフェロモンのようですが、報告では「フェロモン10:13」と呼ばれています。閉経後の44人の女性のうち30人にこの物質をまぜた香水を付けてもらい、残りには偽薬を混ぜた香水を6週間の間、毎日つけてもらったとのこと。

被験者に毎日日記をつけてもらったものを分析した結果、この物質を混ぜた香水を使ったグループでは41%が以前よりも愛情が深まった(愛情表現が行われた)と報告。一方、偽薬のグループでは14%にとどまったようです。

研究者たちは女性がこの物質を使ったことで、パートナーが刺激されて愛情深くなったのではないかと結論づけているという。
問題は特許の関係で、この製法が秘密になっていること。追試のしようもありません。

ぜひ僕が追試をしたいんですが(笑)

<参考>New Scientist News「Sex pheromone spray boosts senior romance」

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メラトニンに生殖機能抑制の恐れ

Yahoo!NEWSより「睡眠ホルモン生殖機能抑制 過剰摂取は注意、広島大」(共同通信)

網膜や脳の松果体でつくられ睡眠を促すホルモンのメラトニンが、生殖腺の発達や機能を抑制する脳ホルモンを調節していることを、筒井和義広島大教授(脳科学)らがウズラの実験で突き止め、8日付米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
脳下垂体でつくられる生殖腺刺激ホルモン(ろ胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)は精巣や卵巣を発達させ、精子の形成や排卵の促進を行うホルモンです。このホルモンの生成を促す生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンは1970年代に発見されていましたが、逆に抑制するホルモンが発見されたのはつい最近のことになります。

この研究では、生殖腺刺激ホルモンを抑制するホルモンを確認。これが間脳の視床下部でつくられることを明らかにしまし、「GnIH」と名付けました。

研究ではウズラでの確認となっていますが、人体でも同じホルモンの存在が確認される可能性はあります。

問題は、この抑制ホルモンが「メラトニン」によって合成を誘導されることです。つまりメラトニンで生殖機能が抑制される可能性がでてきました。

メラトニンは脳の松果体が分泌するホルモンですが睡眠のサイクルを整える作用があるため健康補助剤として市販されています。

メラトニンは生殖機能抑制作用があるとみられており、筒井教授らは、網膜や松果体を取り除いたウズラにメラトニンを投与し、投与量が多いほどGnIHが多く合成されることを突き止めた。
健康補助食品の取りすぎによる害がいろいろと取りざたされていますが、安易に頼りすぎるのはやはり問題かと。

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2005.02.08

アマ竜王戦に将棋ソフトが参戦−対局やりにくそう

息子(4歳)が従兄弟が将棋を指しているのをみて自分もやりたがってしかたありません。やむなく教えようとするのですがなんせこらえ性のない4歳児。結局いつもまわり将棋になってしまいます(笑)

YomiuriONLINEより「コンピューター将棋ソフト、アマ竜王戦全国大会に出場

今年6月に東京都内で行われる第18回アマチュア竜王戦(日本将棋連盟、読売新聞社主催)の全国大会に、コンピューター将棋ソフトが出場することが決まった。地方のアマ大会にソフトが出場するケースは近年数例あるが、アマ最高峰の全国大会では初めて。
IBMのチェス専用コンピュータ「ディープ・ブルー」が世界チャンピオンのガルリ・カスパロフを破ったのが1997年。チェスの世界では一般向けの対局ソフトが人間のトッププレーヤーに匹敵するようになってきています。

しかしチェスと異なり将棋はいったん取った駒を再利用できるというルールがあり難易度はチェスの比ではありません。チェスでは100桁程度の組合せが終局までに考えられますが将棋は200桁をこえると言われています。ちなみに囲碁はさらに100桁多くなります。

最初にコンピュータの将棋プログラムが作られたのが1974年。その当時はなんとか駒を動かせる程度の初心者なみでしたがソフトも格段に進化しています。今はだいたいアマ4段から5段のレベルだと言われています。ただ、序盤は弱くアマ1級程度ですが、最終盤になればプロ並みの棋力をもつソフトも。

予測では2010年から2015年の間には人間の名人を打ち負かすソフトがでるのではと言われています。

アマ竜王戦は、全国大会の上位2人がプロ竜王戦に出場できるが、「今回のソフト参加はあくまで特例」(日本将棋連盟普及事業部)で、仮にソフトが優勝してもプロ竜王戦で戦うことはできない。出場するソフトは、5月に千葉県木更津市で行われる「世界コンピュータ将棋選手権」の結果を参考に決定する。
コンピュータどうしの戦いに強いソフトが人間相手では強いと限らないというのがコンピュータの将棋ソフトの特徴ではありますが。

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携帯で出席チェック−そんなことするより・・・

のんびりとした大学でしたので、大学時代に出席カードなんてものもありましたが堂々と休んでました。どちらかといえば試験の点数がすべてという大学でしたね。結局一度も出席せず単位をとった科目もありました。「あの先生は一問目に私の写真をしたから選べという問題を出すぞ」と聞いてあわてて最終日の講義に出席したことも(笑)

Asahi.comより「出欠はケータイで、「代返」許さず 青森大が新年度から

青森市にある青森大学(栗原堅三学長、学生数1934人)が、新年度からすべての講義への学生の出欠を、携帯電話を使って確認するシステムを導入する。学生の「代返」を封じるとともに、出席簿を入力する講師陣の手間を省くのが狙い。特定の講義で出席確認に携帯電話を使う例は広がりつつあるが、全学で一斉に導入するのは全国でも珍しいという。
このシステムでは講義中に教員の指示があった段階で、出席している学生が携帯から大学の専用サイトにアクセス。教員がその場で告げる数字を入力するとのこと。

出席している学生が欠席者にメールで数字を伝えて外部からアクセスしようとしても時間差があるため判断できるとのことですが・・・。

同大IT化検討会で新システムを提案した経営学部講師の福永栄一さん(44)は、2年前まで商社で情報システム管理の仕事をしていた。自分の講義ではすでに個人の携帯電話のメールで出席を取っている。「今の学生は誰でも携帯電話を持っていて操作も速い。出席を取る時間が減れば、その分講義にまわせる」と話している。
携帯をもっていない学生は個別に講義中に名前を告げることになっているようです。

なんか抜け穴がいくらでもありそうなシステムですが(笑)

それよりも考えることは別にあるんじゃないのかという気がしてなりません。

<参考>青森大学

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生態系の破壊速度は天然状態の1000倍に

Yahoo!NEWSより「深刻、地球の生態系破壊 国連が評価報告書案」(共同通信)

1950年からの40年間で森林や草地の14%が消失、過去20年間に沿岸のマングローブ林の約35%が破壊されるなど、人間の活動で世界で生態系の劣化が進み、生物種の絶滅は自然の1000倍の速度で進んでいるなどとした、国連による世界初の地球規模の生態系評価報告書案が7日、明らかになった。
報告書は「ミレニアム生態系アセスメント」といわれるもの。日本など95ヶ国、1300人以上の科学者が4年がかりでまとめました。この研究では、人間が地球に与える影響の度合いの分析にとどまらず、地球の生態系を回復する方法や手順まで示すことになっています。

報告書案では、過去40年間に森林や草地の14%が農地に転用されるなどして減少。過去20年間に沿岸のマングローブ林の35%が破壊されるなど、人間の活動で世界の生態系の劣化が進む生物種の絶滅は自然状態にとどめた場合の1000倍のスピードで進んでいるとしています。

また、漁業や水資源のための淡水系の生態系破壊も激しく、現在残る湿地は1900年頃の半分。主要な河川の半分以上が深刻な水質汚染や水不足に見舞われているようです。

動物種の絶滅も多く、過去100年間に約100種類の鳥やほ乳類、両生類が絶滅したとのこと。

50年後の生態系のコンピューター予測も行い「現在のような自然資源の利用をいつまでも続けることはできない」と、人間の生態系利用の在り方に抜本的な変革を求めている。
人間の手で破壊し、地球のためを謳い文句に人間の将来のための生態系保存を行う行為に違和感のある人もいるかもしれませんが、生態系の破壊が人間の首をしめるところまで来ているのは事実です。

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2005.02.07

記憶力の選手権大会−僕にははなから無理(笑)

記憶力は10代の頃に比べるとはるかに減退してます。あまり不便さは感じてないんですが、それがいけないんでしょうか(笑)でも受験生などにとっては一番ほしいのは記憶力。僕も昔はドラえもんの暗記パンが一番ほしかった(笑)

Yahoo!NEWSより「探せ!現代の稗田阿礼 ゆかりの奈良で記憶力大会」(共同通信)

抜群の記憶力で神話を暗唱し、古事記(8世紀)の編さんに貢献したとされる稗田阿礼にちなみ、出身地と伝わる奈良県大和郡山市で6日、記憶力自慢の約160人が参加して「第1回記憶力大会」が開かれた。競技は、クイズ形式で親子で楽しめるものから、記憶力世界選手権の公式ルールに基づき、短時間で人の顔と名前を一致させる高度なものまで、多彩。
稗田阿礼にちなんでいるところがなんともいいですね。

ちなみに記憶力の世界選手権というのがありますが、驚異的なレベルです。つい先日も今年度の大会が行われたようです。内容は、
1.1.初見の詩を覚える。2.2進法の数字(101101など)を覚える。3.ランダムに切られたトランプのカードを覚える。4.初見の人の顔と名前を覚える。5.ランダムな数字の列を覚える。6.ランダムな単語を覚える。7.創作された年月日と出来事を覚える。8.数字を聞き取って覚える
などで構成されているよう。

ちなみに2分で切られた1組のトランプのカードの順番を覚え、1時間で1000桁の数字、10組のトランプの順番を覚えると「国際グランド・マスター」の称号がもらえるようです。

はなからやる気を喪失してしまう内容です(笑) 今回の奈良の大会は日本選手権も兼ねていたようで、どれくらいのレベルの戦いだったんでしょうか。

競技とは別に自慢の記憶力を披露する場も設けられ、小学2年の女児(8つ)が般若心経を暗唱したほか、100けたまでの円周率や川柳300句などをそらんずる人も。
心経と円周率ならなんとかなりそうだけど(笑)

<参考>記憶力世界選手権公式サイト

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ES細胞から大脳細胞を作成−ちょっと脳を増やしてもらえませんか(笑)

Yahoo!NEWSより「ESから大脳細胞を作成 治療薬開発、知能研究にも」(共同通信)

胚性幹細胞(ES細胞)から大脳のさまざまな細胞になる大脳前駆細胞を効率よくつくることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹グループディレクターらが世界で初めてマウスで成功、米科学誌ネイチャーニューロサイエンス(電子版)に七日、発表した。
ヒトがヒトである証ともいえる大脳皮質ですが、神経前駆細胞(神経幹細胞)から分化する大脳皮質のニューロンは出生後は決して補給されないとずいぶん長い間信じられてきました。

しかし、最近の研究では大脳古皮質に限らず大脳新皮質においてもニューロンの新生が行われているのではないかといわれています。

さらにこの研究では試験管内で大脳細胞を効率的生み出すことに成功したようです。

脳は1000種類以上の細胞からできていますが、これまでの研究ではES細胞からつくり出すことができるのは主に脳幹の神経細胞でした。大脳の神経細胞はつくれても1−2%の効率でしかなかったようです。

今回はマウスのES細胞内にある「ウイント」「ノーダル」という二種類のタンパク質の働きを一時的に抑えることにより、ES細胞の9割以上を神経細胞に変えることに成功。さらに、この神経細胞に「ウイント」を添加すると大脳皮質の前駆細胞が、また「ソニック・ヘッジホッグ」というタンパク質を添加すると大脳基底部の前駆細胞ができたということです。

「ソニック・ヘッジホッグ」ってどこかのゲームソフトみたい(笑)

アルツハイマー病やプリオン病など大脳が関係する病気の解明や治療薬開発、大脳ができる様子や知能の研究にも役立つのではないかとみている。一年以内にヒトES細胞でも試みたいとしている。
脳も作れる時代になるのでしょうか(笑)

<参考>理化学研究所

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2005.02.06

性フェロモンをキャッチする仕組み−僕が持ってたら即離婚です(笑)

もし僕にヒトの性フェロモンをかぎつける能力があったら・・・間違いなく離婚されてるでしょう(笑) なんせ綺麗な女性とすれ違ったときにフッと振り返るだけで夕食のおかずが一品なくなります(笑)

Asahi.comより「2種類のセンサーでフェロモン感知 カイコの実験で確認

カイコの成虫カイコガのオスが、メスの出す性フェロモンを遠くからかぎつけるのは、2種類のセンサーを組み合わせて使っているからだとわかった。高感度センサーの開発に役立つ可能性をもつ成果だ。東京大と京都大の研究チームが3日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。
昆虫の情報伝達手段としてのフェロモンの研究は1950年代からはじまりました。その中でもメスがオスをおびき寄せるために使う性フェロモンが最初に発見されました。始めにその物質が同定されたのはカイコガの性フェロモンでボンビコールと命名されました。

昆虫の性フェロモンは強烈で、1マイクログラムもあればオスが匂いをかぎつけるには十分だといわれています。数km先からでもオスが集まってくるとか。

多くの昆虫が性フェロモンを放出していますが、昆虫によって違った構造の分子を使っているため別の種のメスにおびき寄せられることはありません。

今回の研究では、オスが微量のフェロモンをどのようにして感知しているのかということが解明されました。着目したのは「BmOR2」というタンパク質。これを性フェロモンの受容遺伝子とともにカエルの卵細胞に組み込みました。

その結果、性フェロモンの受容遺伝子だけを組み込んだときと比べて数百倍の感度を示したとのことです。

人ではフェロモンの存在は確認されていないが、同じ寮に住む女子大生の生理の周期が同調するなど存在を示唆する現象は報告されている。東原助教授は「人の味覚では二つのセンサーがペアで働くものもある。嗅覚(きゅうかく)でも同様のしくみがあるのかもしれない」と話す。
明らかにフェロモンを放出してそうな女性はよく見かけますが(笑)

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オーロラからの風−ぜひこの目で見てみたい

旅行代理店の友人はオーロラを見に行くツアーの下見と称して経費でオーロラを見に行ってました。僕も行きたい! 残念ながら滞在中に見ることはできなかったようです。ちょっとニヤニヤです(笑)

毎日新聞より「オーロラ:発生時の強風現象 情通研など初めて観測

オーロラ発生時に台風並みの強い風が広範囲に吹いている現象を、独立行政法人・情報通信研究機構(東京都小金井市)と米アラスカ大が世界で初めて観測した。オーロラがよく出現する北極や南極はオゾン層破壊や温暖化が他地域に比べ顕著に現れるため、研究グループは今後、オーロラが地球環境に与えている影響を探る計画だ。
オーロラオーロラは太陽風に含まれる荷電粒子が大気中の酸素や窒素の原子と衝突して発光する現象です。

大気中の原子に太陽から飛んできた高速の電子が衝突すると、原子は電子から運動エネルギーを与えられエネルギーを多く持ったいわゆる励起状態になります。励起状態になった原子がもとのエネルギー状態に戻ろうとするとき、余分なエネルギーを光として放出。これがオーロラとして見られる現象です。

通常は南極や北極の付近にリング上になってオーロラが発生する地域(オーロラオバール)が存在しますが、このオーロラオバールは常に場所を変えているため、運がよければ北海道などでも観測することができます。

研究グループは、オーロラを発生させるときに原子が大きなエネルギーを放出することから、オーロラ自体が地球の大気の変動に影響を与えているのではないかと推測。オーロラが発生している付近の風速を分析しました。

その結果、オーロラの北側では宇宙に向かう風が、南側では地表方向への風が吹いていることが確認できたとのことです。平均風速は秒速約30m。

同機構の石井守主任研究員(超高層大気物理学)は「太陽エネルギーが日中だけでなく、オーロラという現象を通して地球に持ち込まれていることを示している」と話す。
太陽風を通して太陽のエネルギーが直接地表に持ち込まれています。エネルギーの多寡によってはオーロラが地球の気象や大気循環になんらかの影響を与えていても不思議ではありませんね。

ちなみに友人の旅行代理店では見ることができないかもしれないということでオーロラツアーは中止になりました(笑)

<参考>情報通信研究機構

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2005.02.05

土星の南極は高温だった−といっても零下180度ですけど

YomiuriONLINEより「土星南極に白い目…高温部、といっても零下180度

米航空宇宙局(NASA)は、ハワイのケック天文台が赤外線観測で撮影した土星の画像を4日付の米科学誌サイエンスに発表した。南極付近が白色の“目”のように見える。
土星のホットスポットハワイ島のマウナケア山ケックI望遠鏡を使って赤外線撮影を行った画像です。南極に見える白い部分は特に温度が高い部分を示しています。といっても零下180度くらいですが(笑)

他の暗い部分に比べて10度前後高くなっています。本来寒いはずの極部分が周りより暖かい減少が発見されたのは太陽系で初めてのことになります。

土星は公転周期が29.5年であるため、夏の間は15年にわたって南半球に太陽光が降り注ぐことになります。ただ、南極付近が暖かいのはこのためとは考えられず、大気の循環などなんらかの要因が働いているとみられます。

この高温部が局地的な部分に限られているのも少し不思議なところですが。

NASAの観測チームは、土星の大気中に限定的な高温部を作り出す特殊な対流などの仕組みがあると見て、さらに分析を進める。
冬になると寒くなるのかな。

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深海1万メートルに生物発見

子どもの頃好きだった本にジュール・ヴェルヌの「海底2万マイル」がありました。でもよく考えると2万マイルって深度3万2000km。地球突き抜けちゃいますけど(笑) ネモ船長ってどこ潜ってるんでしょう。

YomiuriONLINEより「海底1万メートルは原始的微生物の天国、13種を発見

世界で最も深い1万メートル以上の海底から、新種の微生物を13種も採取することに、日本の海洋研究開発機構など日英共同チームが成功した。
 海洋に広く生息する近縁の微生物とは、8億―10億年前に枝分かれして、独自の進化を遂げたとみられる。研究者らは「海の最深部は、極限の環境に適応した微生物の天国だ」と驚嘆、4日付の米科学誌サイエンスに発表する。
深海に住む有孔虫02年秋の探査で、深海無人探査船「かいこう」がグアム島沖のチャレンジャー海淵(水深1万896メートル)の海底から持ち帰った泥を分析した結果のようです。

分析の結果。表面積10平方センチ、厚さ1cmの泥から有孔虫13種類449個体が見つかりました。大きさは平均0.1mm、最大でも0.7mmだったとのこと。すべて新種の有孔虫でした。

有孔虫はアメーバに近い単細胞生物で、珊瑚礁の海で見られる星砂はその死骸です。世界で5000種が報告されていますが、それらはほとんどが石灰質の硬い殻を持っています。ただ、今回発見されたものの99%は硬い殻を持っていませんでした。

1万メートルの深海というと、有機物などの栄養が少ないため、本来有孔虫は生息できないと思われていました。柔らかい殻をもつ有孔虫は浅い海では食べられてしまうため生き延びられず生息域が深海に押しやられたという説も出ているようです。でも、深いとこへ行きすぎだって(笑)

同機構の北里洋プログラムディレクターは「共生する細菌が栄養となる有機物を合成しており、極限環境に適応している。外敵が住めない環境なので、硬い殻は不要なのだろう」とみている。
共生させた細菌とともに光もない深海でひっそりと暮らしている・・・なんか荘厳なムードが漂います。

ちなみにこの深海無人探査船「かいこう」は世界で最も深く潜れる探査船ですが、03年に室戸岬沖を探査後に行方不明になっちゃいました。

<参考>海洋研究開発機構

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マンモス頭部のCT画像−病気は見つかりませんでしたか(笑)

やっぱり愛知万博はマンモスです。見たい!

Yahoo!NEWSより「マンモスのCT画像公開 世界初、筋肉の解析も可能」(共同通信)

2005年日本国際博覧会(愛知万博)協会は3日、目玉展示である「冷凍マンモス」の頭部の断面をCTスキャンで撮影して復元した立体画像を報道陣に公開した。
マンモスCT画像東京慈恵医大の鈴木直樹教授らのグループは1週間かけてCTで「ユカギル・マンモス」の頭部などを計測。その結果、頭蓋骨後部に体積6000ccの脳を確認したとのこと。重さは約6kgと推定されています。

このマンモスは、ロシア・サハ共和国の永久凍土から発掘。愛知万博で展示されるのは2本の牙がついた頭部と左前足になります。約1万8000年前のものと見られ、人間でいえば40−45歳の雄と推定されています。

マンモスの研究はこれまで骨格を中心に行われてきました。実際に脳などの測定が行われたのはこれが初めてのことになります。

脳のまわりのエアセルという空気を含んだ骨の部分に土砂が充満していたことから、死後まもなく水底に沈み、細かい土砂が水圧で流入した可能性があるのではないかと分析されています。

立体画像の元になった断面画像は福島県の家畜研究施設にある家畜用CT装置で撮影。枚数は数千枚に達したという。解析作業は万博開幕までに終わらせ、研究結果は冷凍マンモスとともに展示する予定だ。
このマンモスは牙なども入れて長さが約2mもあります。こんなでかいものを測定するCT装置ってあるんですね。家畜もCTをとってもらう時代なんでしょうか(笑)

<参考>「愛知万博、マンモスの全身展示を断念−発掘できませんでした」(サイト内リンク)

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2005.02.04

おれおれ詐欺の被害、大阪では少ない−犯人が大阪弁をしゃべれないから?

おれおれ詐欺の電話がかかってきたらどうしようと怯える妻に対し、かかってきたら面白いのになと不謹慎なことを考える僕(笑)

Yahoo!NEWSより「“おれおれ詐欺”半分撃退 被害1%、大阪弁使えず?

刑法犯の認知件数が東京都とほぼ同じで、全国の約10%を占める大阪府で、昨年1年間に確認された「おれおれ詐欺」の件数と被害額は全国の約1%にすぎず、半分以上は詐欺と気付いて撃退していたことが3日、大阪府警捜査二課のまとめで分かった。しっかり者の“おばちゃん”が見破るケースが多いとされるが、首都圏中心の犯行グループが大阪弁を使えないためとの見方も出ている。
おれおれ詐欺(振り込め詐欺?)の手口はますます巧妙さを増してるようですね。昨年度はおれおれ詐欺のためか知能犯の被害が相当増えたとか。

犯行グループもマニュアルなんか作って組織的に取り組んでるようですが、大阪のおばちゃんにはやはり通用しないようです。

京都人の僕は、たまに船場なんかに行くと怖くって道の真ん中あるけません(笑)

決して悪い意味じゃないんですが。京都のおばちゃんは何考えてるかわかりませんし。

おれおれ詐欺もあのおばちゃんたちをだますのは容易でないようですね。首都圏中心の犯行グループが大阪弁を使えないってのも少し笑えます。大阪弁はよその人がしゃべってもすぐに分かりますから。

捜査二課によると、昨年府内で確認された「おれおれ詐欺」は195件で、全国(約1万4500件)の1・34%。うち現金を振り込み、だまし取られたのは、96件だった。
おれおれ詐欺をする場合には吉本新喜劇でも見て、しっかりと大阪弁を勉強しましょう。電話口で値切られるかもしれませんが(笑)

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世界最大の風車−ドン・キホーテもびっくりです

先日、庭に風車をつくってくれと息子(4歳)がしつこく言うのでつくりました。うちの庭は塀に囲まれてるので風が通りません。当然回らぬ風車に息子は激怒。だからつくっても無駄だよって言ったのに(笑)

Yahoo!NEWSより「世界最大の発電風車が稼働=回転翼の直径61.5メートル−独」(時事通信)

世界最大の風力発電用の風車が2日、ドイツ北部のブルンスビュッテルで本格稼働を開始した。風車は高さ183メートル、回転翼の長さは61.5メートルで、1枚の重さは18トンある。この1基で約4500世帯分の消費電力を賄える。
世界最大の風車人類が自然の力をエネルギー源として利用したのは風力と水力が最初です。

風車がどこで最初に使われたかははっきりとしていませんが、紀元前3600年頃にはエジプトで揚水や感慨などに風車が用いられたという記録が残っています。中世になると、ヨーロッパ各地で相当数の風車が稼働していたようです。

風車を使って初めて発電を行ったのはイギリスのJ・ブライスといわれています。1887年のことです。垂直軸の風車により3kwの発電を行いました。

日本でも各地で風車による発電プラントが稼働・建設されています。コスト的にうまくいっていないところも多いようですが、せっかくの自然の理、利用しない方がもったいないですね。

でもこの風車、でかすぎる。ドン・キホーテもビックリです(笑)

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カーボンナノチューブで紙漉

Yahoo!NEWSより「カーボンナノペーパー開発 信州大、ナノテク新素材」(共同通信)

ナノテク素材として注目される極細の筒状炭素物質カーボンナノチューブが二重になった「2層カーボンナノチューブ」を、薄いシート状の「カーボンナノペーパー」に加工する技術を遠藤守信信州大教授とメキシコ、米国の共同チームが開発、3日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
2層のカーボンナノチューブは直径が1−2nmのチューブ内にもう1つチューブが入った構造をしています。極小のトランジスタや電子デバイス素材、携帯電話のリチウムイオン電池の電極などに利用されているカーボンナノチューブには、その構造から「単層」「2層」「多層」などの種類があります。このうち「2層」は、強度や電子的な特性面で高い機能を期待されていますが「2層」のみの生産が難しいとされてきました。

今回、研究グループは従来のCCVD法を改良。まず鉄を触媒にしてカーボンナノチューブを合成する際、モリブデンを補助的な触媒として使い、単層のナノチューブと2層ナノチューブの混合物を作成。これを塩酸処理後、850度前後で燃焼させることで「2層」のみを残すことが可能になったということです。

省エネ型液晶ディスプレーの素材などとして実用化が期待されているが、高純度で作ることが難しかった。遠藤教授は「量産化の方法も検討したい」と話している。
カーボンナノチューブはすでに製品として実用化されているものもあれば、まだまだ開発が進んでいないものもあります。半導体の分野に関してはまだまだ時間がかかると思いますが先行きは明るそうです。

宇宙エレベータの実現はいつになるのかな(笑)

<参考>「カーボンナノチューブ、水を加えてコスト激減−軌道エレベータはいつできるの?」・「カーボンナノチューブ内に室温で氷ができた−マドラーにはなりませんかね(笑)」・「エレベータ−で「宇宙へまいりまぁす」

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2005.02.03

ハイヒールを履くと賢く見える?

うちの妻は背が高くありません。よってキャリアウーマンには見えません(笑)

UKTodayより「ハイヒールは第一印象に影響――背が高い女性は賢く、独立心旺盛に見える!?

今日では「ハイヒール」と聞くと、外反母趾などの足のトラブルが連想されてしまうことが多いが、ハイヒールを履いて背が高くなった分、賢く、独立心のある女性に見えるという調査結果が発表され、ハイヒールの思わぬ長所が指摘されたことが伝えられた。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者らが、コンピューターで背を高くしたり、低くしたりした女性の写真をボランティア100人に見せて、その女性の性格を当ててもらうという実験を行ったそうです。

その結果、背が高い女性に対しては一般に頭がよく、独断的で、自立心や野心にあふれるといったイメージを抱く人が多かったとのこと。

一方、体のラインにメリハリのある(?)小柄な女性は母性本能にあふれ、よい母親になるタイプというイメージが浸透しているという結論に達しました。

確かに言われてみればそういう印象をもってるかも。世間一般のキャリアウーマンのイメージってそうですよね。どこかの国の法務大臣もだから叩かれるんでしょうか(笑)

容姿で判断しているつもりはないんですが、そういった先入観はあるのかもしれません。

臨床心理学のロス・テイラー博士はさらに、背が高い方がよいというわけではなく、人間には、身長が高くなくても、その分を補う何か別の要素が与えられているものと付け加えている。
この方、いまいち何を言ってらっしゃるのか分かりません。フォローでしょうか(笑)

男でも同じ事はいえると思いますが。

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H2Aロケット打ち上げに向けていよいよカウントダウン−札束を燃やしませんように

2003年に11月に打ち上げが失敗して以来、地に落ちた感のある日本のロケットですが1年3ヶ月ぶりのH2Aロケット打ち上げにむけてのカウントダウンがはじまりました。

Yahoo!NEWSより「24日打ち上げ正式決定 気象衛星搭載のH2A」(共同通信)

宇宙航空研究開発機構は、気象衛星ひまわりの後継機ともなる運輸多目的衛星(MTSAT)を載せたH2Aロケット7号機を24日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げることを正式に決め、2日、立川敬二理事長が宇宙開発委員会に報告した。
H2A前回の6号機の失敗は、固体ロケットブースターの噴射口の内側が燃焼ガスによって削れ、穴が空いたのが原因といわれています。今回の7号機では、削れにくい形状に噴射口を改良し燃焼圧力も下げるなどの設計変更を行いました。

今回打ち上げられる7号機は2003年の11月、6号機の失敗の時にはほぼ完成していました。その後失敗を受け改良を施されてようやく日の目を見ることになりました。

7号機によって打ち上げられる衛星は運輸多目的衛星(MTSAT)。国土交通省が運営する静止衛星で、気象衛星ひまわりの後継であるとともに民間の航空管制システムの一翼を担うことになります。

失敗さえなければ早くに打ち上げられていたはずのこの衛星。ひまわりの寿命も尽き、気象衛星はアメリカからレンタルしているGOES−9に頼っています。

宇宙機構によると、打ち上げは午後5時9分。打ち上げ40分後に衛星を分離、静止軌道に移るのに必要な楕円(だえん)軌道に投入する。
打ち上げは気象条件などで延期される可能性もありますが、当日はネットでライブ中継も行われる模様です。

気になるのは6号機の事故調査報告で、宇宙航空研究開発機構とメーカーとの連携がうまくいっていないことが失敗の遠因だったとの指摘があったことです。今後はスムーズな連携のもとに開発・打ち上げが行われることを望みましょう。

なんせ、これ落ちたらまた600億円以上の税金が海の藻屑と消えてしまいますから(笑)

<参考>MTSAT-1R/H-IIA/F7カウントダウン

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2005.02.02

日本は東京ドーム165個分広くなりました−わが家はぜんぜん広くなりません(笑)

うちの田舎は近畿でも何番目かに広い市だったのですが、田舎のことで高校は一つしかありませんでした。通学圏の広いこと広いこと(笑)

Yahoo!NEWSより「東京ドーム165個分増加 国土面積、埋め立てが主因」(共同通信)

日本の国土が2004年10月1日までの1年間で、東京ドーム約165個分に当たる7・77平方キロ広くなったことが1日、国土地理院(茨城県つくば市)による国土面積の調査で分かった。埋め立てが主な要因で、総面積は377906・97平方キロ。
日本の国土面積は、毎年微妙に増加しています。今年は7.77平方キロ増加しました。東京ドーム165個分だそうです。なんでも東京ドーム換算するのはやめましょう(笑)

昨年はなんと11.95平方キロも増加しています。

国土地理院の一覧によると、平成元年の国土面積が377,727平方キロ。今年の面積が377,907平方キロですから平成の間だけでも180平方キロも増加しています。これは大阪市の面積より少し小さいくらいですね。

地理院によると、都道府県別で最も面積が増えたのは、新北九州空港建設に伴う埋め立てをした福岡県(増加面積1・26平方キロ)。以下、沖縄県(同0・91平方キロ)、兵庫県(同0・76平方キロ)と続く。市区町村別では、同空港建設中の北九州市小倉南区(同0・80平方キロ)がトップだった。
ちなみに昭和63年にはきちんと計り直した結果、115平方キロも面積が減少してたりしますが(笑)

<参考>国土地理院

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鳥はやっぱり賢かった−みんな分かってましたけど

娘(5歳)がよちよち歩きの頃、彼女が鳩に餌をあげたがったので近所の鳩の多いところへ連れて行ってパンを持たせました。するとみるみるうちに数十羽の鳩が彼女の体に群がってきました。それ以来どうも彼女は鳩がトラウマになっているようです(笑)

Yahoo!NEWSより「鳥類の頭脳は原始的でない、評価改めるべき=研究チーム」(ロイター)

国際的な鳥類専門家による研究チームが31日、鳥類は下等ではなく、頭脳も原始的ではないとして、科学者らは鳥類に対する評価を改めるべきとする報告を発表した。
鳥ほ乳類の脳では大脳新皮質が発達しています。鳥類の脳もほ乳類と同様、体重に比較して大きな脳を持っていることは分かっていますが、鳥類の場合は大脳新皮質をつくらず構造的には爬虫類に似ているといわれています。

カラスなどを見ていると明らかに知能が発達しているようですが、鳥類の頭脳に関する解釈は100年前に定着しており、主に基本的な神経節から構成され、原始的な頭脳の機能と本能に基づく行動をつかさどっているとされてきました。

しかし、体の構造が違うため単純に鳥類の脳とほ乳類の脳を比較することはできませんが、鳥類の脳も脳内に占める大脳の割合は大きいことは分かっています。

最近の研究では、鳥類にはイヌやネコよりも高い知能があるとの結論に達しているものもあるようです。

研究の中心となった米ノースカロライナ州デューク大学のエーリッヒ・ハルビス氏は、鳥類の頭脳はより人類のものに似かよっており、基礎的な神経節は原始的な領野ではないと指摘。
 鳥がどのようにして歌や人の言葉のまねをするかを研究する同氏は、鳥は歌、人の言葉の模倣などをコミュニケーションの方法として利用することもできるし、数を数えることもできると述べた。
カラスなどは、もしかしたら娘(5歳)よりも賢いかもしれません(笑)

<参考>「カラスの知能はチンパンジーなみ」(サイト内リンク)

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アルツハイマー型の痴呆になる前に体重が減少する

日経Healthより「お年寄りの体重が減り始めたら、痴呆症の予兆かも

アルツハイマー病などの痴呆症になりはじめたお年寄りには、体重が以前より減るという共通した兆候があるという。英国ロンドンの精神医学研究所(Institute of Psychiatry )のローバート・スチュアート博士らの研究。「神経学雑誌」(Archives of Neurology )最新号で発表された。
これは以前から指摘されていたことですが、アルツハイマーによる痴呆の場合はその初期に体重減少がみられます。

痴呆は主にアルツハイマー型の痴呆と脳血管性の痴呆に分けられます。このうちアルツハイマー型の痴呆の初期にはうつなどの気分の変動が起こったり、精神的に不安定になることから食事の摂取量が減るため体重の減少が指摘されてきました。

今回の研究では、過去32年間、加齢にともなうさまざまな体の変化を医学的な見地から追跡調査している「ホノルル−アジア加齢研究プログラム」の被験者の男性1800人を調べたとのこと。

その結果、70歳を過ぎて起きた体重の減少が何年かあとの痴呆症発症の予兆であることが分かったということです。アルツハイマー型の痴呆の初期と言うよりも発症前に体重減少が見られるということですね。

体重減の程度は、痴呆症になった人たちの半数以上で5.4キロ以上に達しいた。「高齢者の体重が目立って減ってきたら痴呆症の黄信号である」と研究者たちは述べている。
体重が減ってきたから自分は痴呆になるかもしれないという恐怖に怯えるのも少しつらいかな。

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2005.02.01

アトピーのかゆみを低減させる下着

FujiSankei Business i.より「着るだけでアトピー性皮膚炎に効果、クラレ「エバール繊維」開発

大手合繊メーカーのクラレ(大阪市北区)は、従来に比べ不純物の含有量が10分の1−15分の1と少なく、アトピー性皮膚炎に効果がある「エバール繊維」を開発した。信州大学医学部(長野県松本市)で行ったアトピー性皮膚炎患者に対する臨床試験で改善効果を確認しており、今夏をめどに市場投入する計画だ。
エバールは、クラレが1972年に開発したエチレンとビニールアルコールの分子が結合してできた化合物。親水性の部分と疎水性の部分がナノ単位の分子構造で混ざっているため、生体との適合性が高く、人工透析器の膜材料などに採用されています。樹脂としても多くの場面で使用されているようです。

今回は、このエバール繊維の重合度を高め、不純物を大幅に低減したとのこと。

親水基を内側にすれば、汗を素早く吸収してべたつかず、サラリとした触感になるということでしょうか。

信州大学医学部では03年から2回、アトピー性皮膚炎患者26人に対し、エバール繊維を使った肌着と一般的な綿の肌着を4週間着用してもらう試験を実施。その結果、エバール繊維の肌着を着用した73%が「着用後にかゆみが軽減した」という。
アトピーにいいという肌着はいくつかのメーカーが出しています。特に「γ−リノレン酸」がかゆみの低減に働くという研究結果が出ており、これを付着させた下着などもでているようです。

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死海のラン藻から耐塩性の植物をつくり出した

死海でプカプカ浮かびながら読書する人の写真を見た僕(小学校低学年)は、さっそく風呂にありったけの塩をぶち込んで母親にどえらく叱られた記憶があります(笑)

Yahoo!NEWSより「死海のラン藻から耐塩植物 名城大教授らが開発成功」(共同通信)

名城大総合研究所の高倍昭洋教授は名古屋大や島津製作所の研究グループと共同で、死海に生育するラン藻の遺伝子を用いて、塩分の高い土壌でも生育可能な植物の開発に成功、31日までに米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載された。
ヨルダンとイスラエルの間に位置する死海は塩分濃度が普通の海水の約9倍といわれています。このような場所では普通の植物は育つことが不可能ですが、水の中には原始的な単細胞の植物であるラン藻が生息しています。

死海のラン藻は、耐塩性をもっています。通常、植物は高い塩分濃度の環境では外界と細胞内の浸透圧の差が低下するため、水分の吸収が阻害され、またナトリウムイオンの流入で生存が困難になります。

ところが耐塩性の植物は、細胞内に流入したナトリウムイオンを細胞外に排出し、浸透圧の増加による水の喪失を防ぐための適合溶質と呼ばれる物質を細胞内に蓄積します。

適合溶質として知られているものの一つに「グリシンベタイン」というアミノ酸誘導体があります。

この研究では、このベタインを死海のラン藻から生成する遺伝子を発見したとのこと。この遺伝子を組み込むと淡水性のラン藻が海水で生育したり、ナズナが高温や酸化などのストレスに強くなり枯れるのが遅くなったりしたそうです。

ベタイン生成遺伝子はホウレンソウなどでも見つかっているが、生成できる量はわずか。これに比べ、死海のラン藻の遺伝子はベタインを大量につくり出せるという。
この遺伝子組み換え植物を使えば、塩水の影響で砂漠化が進んでいる乾燥地帯での農業などにとっては明るい話題になるかもしれません。

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