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2005.01.28

ヒトは怒鳴り声を決して無視できない

家で仕事に没頭していても、隣で妻が子どもたちを怒りはじめると集中力はとたんに切れてしまいます。問題はそれが10分に1回あることなんですが(笑)

WiredNEWSより「研究結果「脳は他者の怒りや恐怖を無視できない」

どんなに頑張ってみても、自分や他人に向けて発せられた怒鳴り声は無視できない。怒りの対象にされているのが、父親であれ恋人であれ、姉や妹であれ、見ず知らずの他人であれ、注意を向けざるを得ないのだ。
 23日(米国時間)に『ネイチャー・ニューロサイエンス』誌のオンライン版に掲載された論文によると、人間の脳はあらかじめそのように配線されているのだという。怒りのこもった声を聞くと、気にしないでいようと思ったり、そもそも怒りの声に意味がなかったとしても脳は強く反応してしまうと、ジュネーブ大学の研究者たちは説明する。
怒りに反応する脳研究では、fMRIを使って、いらだちを感じさせる音によって脳のどの部分が活性化するかを調べたようです。
その結果、被験者に対して、一方の耳から聞こえてくる怒鳴り声は無視し、もう一方から聞こえる普通の声に意識を集中するよう指示した時でさえ、fMRIの映像では上側頭溝が活発に働いていたとのこと。

つまり脳の仕組みとして、危機が迫っていることを示す音などが耳に入ってきた場合には、それを処理することを優先するため、他のことに没頭していてもその音に反応してしまうということでしょう。

一日中ガミガミと怒鳴っている母親のもとでは勉強できないということでしょうか(笑)
いわれてみればその通りかもしれません。お願いだから子どもを怒る声を出さないでと妻に頼んでも、うちの悪戯大好き娘(5歳)と息子(4歳)の暴走ぶりを見ていたら・・・。
怒らないとわが家はボロボロになってしまうという妻のいいぶんにも納得(笑)

「脳が感情と注意力をどのように扱っているのかをより深く知ることは、正常な人間の脳の中で起こっている感情と注意の相互作用を理解するために非常に重要だ。さらに、対人恐怖症や自閉症、統合失調症、うつ病などの情動障害を伴う病気における、脳の機能不全の原因を特定するのにも役立つだろう」
とりあえず忙しいシーズンなので耳栓を買ってくることにしましょう(笑)

<参考>「我々は人の目から恐怖を読み取っている−ホラー俳優は目が命!」(サイト内リンク)

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