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2005.01.23

センター試験、英語では正解でも地学では不正解?

ミス続きの今年のセンター試験ですが、これもなんだか笑えるミス(?)になるのかな。
東京新聞より「センター試験 英語の正解理科なら×

十五日に行われた大学入試センター試験の英語で、実際にはあり得ない寒冷前線を描いた天気図=図=が「正解」とされていることが、天気キャスターで気象予報士の森田正光さんの指摘で分かった。同センターは「問題を作った先生の意見を聞いた上で、対応を決めたい」としている。
さすがお天気キャスターの森田さんです。僕も問題を見たときに変わった図だなとは思ったんですが、正解を出すのに苦労する問題ではなかったので見逃してました。いわれてみればそのとおりですね。

指摘されたのは、天気予報に関する英文を読んで6つの天気図から正しいものを選ばせる、第5問の設問C。

問題の説明文は次の通りです。小学生たちが地元のTV局を見学しているというのが問題のシチュエーション。

   (略)
Ms.Cole:The map you see now is of our part of the state at eight this morning. Here we are in Jonestown. Here's Lake Axelrod south of us and the Blue Hills to the northwest. Peyton City is northeast.
Carla:What is that letter in the circle next to Peyton City, and that line with black triangles between Jonestown and Peyton City?
Ms.Cole:The line is called a "cold front", and the "R" in the circle stands for rain. It was raining in Peyton City this morning.
   (略)
Ms.Cole:( 3 ), because the wind is from the northeast, and it's likely that the cold front will move past Lake Axelrod by this evening. Even if it doesn't rain. it's going cooler in Jonestown.
   (略)
センター試験天気図問題文によると、「寒冷前線の通過で天気が崩れて気温も下がる」となっていますが、この寒冷前線は寒気が北東から南西にはいる形で描かれていて、北半球ではあり得ない形になっています。

たとえ南半球だとしても、寒気は南側から入るはずでやはりあり得ない形になります。

天気図を見慣れていれば、寒冷前線の▲矢印が前線面の左に書かれているので、あり得ない形だと気づいた受験生もいるかもしれません。

いちおうそれ以前の段階で選択はできるのですが。

図だけでなく、英文自体も間違った天気図を前提に記述され、寒気が北東から南西へ押し寄せるという誤った説明となっている。森田さんは「学力は総合的なもののはずだが、センター試験では英語と理科で学問が分断されているのでは。気象を知っている受験生は迷って不利になったかもしれない」と指摘している。
センター試験ということに限らず、学問の世界でも英語と理科は完全に分断されてるんじゃないんでしょうか。

受験生たちにバカにされる問題だけはつくってほしくないですね。

<参考>大学入試センター

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