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2005.01.15

神経細胞の軸索を伸ばす酵素発見−もしかして天才になる薬も(笑)

Asahi.comより「神経修復、カギ握る酵素の機能を解明 名大教授ら

神経が伸びるのを抑えている酵素を、名古屋大の貝淵弘三教授(神経情報薬理学)らが明らかにした。動物細胞を使った実験でこの酵素の働きを妨げると神経が伸びた。けがなどで傷ついた神経を修復するなど、新しい治療につながる成果という。14日付の米科学誌セルに発表する。
神経細胞は軸索といわれる長い手のようなものを介して隣の神経細胞に刺激を伝達します。脳の発育も主にこの軸索の成長によります。脳が発育しても神経細胞の数はほとんど増えません。成長にともない軸索や樹状突起を介して他の神経細胞との接続が多くなることが発育といえます。

ところが、この軸索は大人になったあとはなかなか伸びないので、外傷などで軸索が切れてしまうと修復は非常に難しくなります。

この研究ではネズミの脳細胞で、GSK-3βという細胞内の酵素の働きを抑えると軸索がどんどんと伸びることを明らかにしました。逆に遺伝子操作でGSK-3βの働きを活発にすると軸索はどうやっても伸びなかったとのことです。

GSK-3βの働きを制御することで軸索の伸びをコントロールできることになります。

貝淵さんは「この酵素の働きを制御する薬を開発することも可能だ。脊髄(せきずい)損傷など傷ついた神経の治療につながる成果だ」と話している。
神経細胞の修復へのめどが立ったというのは嬉しいニュースです。

もしかして、どんどんと軸索を伸ばせば天才になるんでしょうか(笑)

<参考> 名古屋大学大学院医学研究科 神経情報薬理学講座

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Comments

はじめまして。
(でしょうか?以前から拝見しておりましたので
コメントが初めてかどうか忘れてしまいました)
タイトルのつけ方や引用の仕方などが
きれいだなあと参考にしたいと思っています。

さて記事の内容についてですが、
GSK-3βという酵素は何のためにあるんでしょうかね。
まさか神様が「人間は天才になってはいけない」
ということで遺伝子に酵素のコードを組み込んだ!?

Posted by: まう | 2005.01.15 at 01:40 PM

なんでこうなんだろうってなっていることは多いですね。なんで光速度はあの定数なんだろうとか。

たまたまの偶然でそうなったんでしょうけど。

おほめいただくと照れてしまいます(笑)

Posted by: Fum | 2005.01.16 at 12:15 AM

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Tracked on 2005.01.15 at 03:59 AM

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