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2005.01.12

観測史上最大の超巨星発見

YomiuriONLINEより「太陽の1500倍超、観測史上最大の超巨星発見

米ローウェル天文台(アリゾナ州)などの国際観測チームは10日の全米天文学会で、太陽の直径の1500倍を超えると推定される最大の超巨星3つを発見したと発表した。
発見された3つの星はいずれも地球から約5200−9800光年にある「赤色超巨星」です。

恒星が年老いて核融合のもとになる水素が少なくなると表面が膨張し温度が下がります。その結果、赤色の光を発するようになったものが赤色巨星です。さらに大質量の星は寿命が短くさらに大きい赤色超巨星となります。

この赤色超巨星は直径が太陽の数百倍以上もあり、高度も1万倍以上になります。さらに年月が過ぎるとやがて超新星爆発をおこし中性子星にかわります。

赤色超巨星として知られているものにはさそり座のアンタレスやオリオン座のベテルギウスなどがありますが、その中でもこれまで最大とされてきたものはケフェウス座のガーネット・スターで太陽の1500倍の直径でした。

今回発見されたこれらの星はいずれもそれより大きいと見られています。

観測チームは、3つの星の明るさや温度の観測値をもとに、コンピューター計算で大きさを割り出した。
これくらいの大きさだと太陽の位置におけば木星くらいまで飲み込まれてしまいますね。

ちなみにこのローウェル天文台は、ローウェルという人物が火星の運河見たさにつくった天文台です。業績はすばらしく、冥王星を発見した天文台でもありますが。

<参考>Lowell Observatory

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