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2005.01.05

ES細胞でパーキンソン治療

Yahoo!NEWSより「ES細胞治療、サルで成功 パーキンソン病で初」(共同通信)

神経の病気で運動障害などが起きるパーキンソン病の治療として、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から分化した神経幹細胞を移植、症状を改善することに、高橋淳京都大講師らがサルの実験で成功し、米科学誌(電子版)に4日、発表した。
パーキンソン病は神経伝達物質のドーパミンをつくる中脳の黒質といわれる神経細胞が変性し運動障害をおこす病気です。独特のふるえと歩行障害をともないます。人口10万あたり100人前後ということでそんなにめずらしい病気というわけではありませんが、決定的な治療法がない難病です。

発症するとじわじわと病気が進行し10年程度で寝たきりになるといわれたこの病気も、最近ではいろいろな薬が開発されており症状を改善することもできるようになってきました。

しかしじわじわと自分の運動能力が奪われていく病気であり、本人にとってもまわりにとってもゆっくり進行するだけに精神的、肉体的な負担の大きい病気です。

今回の研究ではカニクイザルの胚性幹細胞(ES細胞)を神経細胞に分化させ薬を使ってパーキンソン病と同じ症状を示すようにしたカニクイザルで実験を行いました。

6匹に神経幹細胞をそれぞれ約80万個移植すると、平均で2%が生着、機能しているのを確かめた。移植3カ月後から手の震えなどの症状も改善したという。
臨床で使われるようになるとしても、それはまだ10年以上も先の話だとは思いますが、ES細胞の倫理的な側面の問題もありますが、患者サイドとしては研究を続けてほしい問題ではないでしょうか。

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» パーキンソン病の患者の脳内では不思議なことが起こっている? [大学への基礎数学-雑記帳]
YomiuriONLINEより「パーキンソン病に道か、ドーパミン作る神経細胞を確 [Read More]

Tracked on 2005.07.27 at 12:15 AM

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