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2004.12.18

遺伝子が壊れて繁殖がはじまる−ダーウィンの仮説の証拠

Yahoo!NEWSより「氷河期末期から自分で生殖 ダーウィンの仮説を証明

植物のシロイヌナズナは、氷河期が終わる時期に勢力を拡大するため、同一個体内で生殖する「自殖」で世界に広まったことを、清水健太郎京都大研修員らが遺伝子の比較で確認し、17日付米科学誌サイエンスに発表した。
植物には他の花の花粉が受粉しなくても自家受粉を行い子孫を作るという「自殖」の性質をもったものがいます。

自殖では個体の生育が悪くなったり種子数が減少するなど不利な点もありますが、小さな集団でも繁殖できたり蜜花弁がいらないなどの利点もあります。植物の約2割は自殖で繁殖しています。

ダーウィンは「交配相手がいないときは自殖が有利で、自然選択を受けて増える」という仮説を1876年に発表しました。

この研究ではシロイヌナズナで自殖を防ぐ機能を持つ遺伝子が壊れ、自殖が起きることに着目。世界各地から21系統のシロイヌナズナを選び、壊れた部分の塩基配列を解析したとのことです。

その結果、遺伝子が働かなくなった集団が氷河期で温度が上昇し始める1万7000年前に自殖の形質を獲得し世界に分布を拡大したのではないかと結論づけています。

気候変動が生物の進化を引き起こすことの初めての証明になるようです。

交配相手がいない環境では、生物は自殖を選択して子孫を残すという生物学者ダーウィンの仮説を裏付けたとしている。
遺伝子が壊れることが立派な(?)進化なんですよね。

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