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2004.12.17

温暖化は人権侵害−イヌイットの訴え

Yahoo!NEWSより「北極海温暖化は人権侵害 イヌイットが申し立てへ

地球温暖化の影響で北極圏の氷の溶解が進み、生命や安全が脅かされているとして、極北地域で暮らす先住民族(イヌイット)の国際団体が近く、米州人権委員会(本部ワシントン)に人権侵害の確認を求める申し立てを行う。ブエノスアイレスの温暖化防止国際会議(COP10)で15日、団体の代表が明らかにした。
温暖化でもっとも影響を受けやすいのは極地です。その意味ではこの問題を提起するのにもっとも適した人々かもしれません。

イヌイット語で「人」という意味のイヌイットですが、北極圏に住む先住民族のうち最も大きなグループで4,000年以上にわたって暮らしてきた人々です。現在カナダやアラスカ北部、グリーンランドの沿岸、北部ロシア・チュコトカ自治圏に住んでおり人口は約16万人といわれています。

イヌイット北極圏会議は各地のイヌイットで組織される北極に関する様々な問題を扱う国際組織です。

米国、カナダ、ロシア、グリーンランドの約16万人でつくる「イヌイット極周会議」議長のシェーラ・ワットクルティエさん(カナダ)によると、北極圏では夏の海氷の溶解が早まるなど温暖化が進み、コマドリなど従来は見られなかった生物が生息するようになった。一方、住居が氷の溶解で崩壊したり、氷が薄い個所から狩猟中の人が海に落ち死亡するなどの事故が増えたという。
かつては犬ぞりを使い、モリでアザラシ、セイウチを狩り、雪で作った家(イグルー)に住んでいましたが、今では生活もすっかり近代化しました。犬ぞりはスノーモービルや車、トラックにかわり、モリはライフルになりました。住むのは暖房が完備され、電気、電化製品、給水施設などが整った建物となりイグルーは狩りのときだけしか使われなくなっています。ただ、今もアザラシを主とした狩猟や漁業は、彼らの生活の中で重要な位置を占めていのは間違いありません。

政治的な諸問題はさておき、自然の中で環境を見つめて生きている人たちが最も温暖化を実感しているのは間違いないでしょう。

<参考>「北極の温暖化が深刻−世界の気候は?」(サイト内リンク)

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