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2004.12.30

地震で自転周期が変化した?

YomiuriONLINEより「スマトラ沖地震で1日の長さが100万分の3秒変化?

米地質調査所のケン・ハドナット博士は28日、読売新聞の取材に対し、インドネシア・スマトラ島沖地震(マグニチュード9・0)の影響により、地球の1日の長さが100万分の3秒変化し、地軸の位置が約2センチずれた可能性があることを明らかにした。
先日、地震を研究している人と話すと「地球全体が地殻の活動期に入っているようだ」とのこと。これから数十年は日本も含めて地球規模で大きな地震が頻発するかもしれません。

地震のエネルギーの大きさはもたらされる被害をみても明らかですが、なかなか実感はわきません。ただこの話にもあるように自転周期を変化させたり、地軸を動かすだけのエネルギーが放出されるようです。あくまで理論上、それだけのエネルギーが放出されたということで、観測値に基づくものではないようですが。

地球の自転は潮汐摩擦などの影響でだんだんと遅くなっています。何もしなくても1年で平均5万分の1秒ほどは遅くなっているようです。ただ、地球内部や表面の活動(今回の地震のような)によって早くなったりする時期もあり必ずしも一定の割合で遅くなっているわけではありません。

地軸もチャンドラー周期といわれるだいたい430日程度の周期で10m弱の首振り運動をしています。2cmのずれが大きな影響を及ぼすわけではありません。

ただ地震のエネルギーの大きさをものがたる数値でしょう。

ハドナット博士によると、この計算結果は、地質調査所やカリフォルニア工科大、米航空宇宙局の研究者の間で議論されたもので、プレート運動の影響を考える上での仮説に過ぎず、博士は「地震が地球の自転を変えたと強調すべきでない」と呼びかけている。
地震のような自然災害をなくせるはずもない現状では、こういった災害でどれだけ被害を軽減できるかが課題ですが、経済力と被害が反比例する状況にはやりきれなさを感じます。

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