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2004.11.23

脳腫瘍のガン幹細胞を発見−また一歩前進

WiredNEWSより「脳腫瘍を成長させるガン幹細胞を特定

研究者たちが、脳腫瘍を成長させるガン幹細胞を特定することに成功した。これらのガン幹細胞を消滅させる方法を調べることによって、さまざまなガンに対する数多くの新たな治療法が生まれるだろうと、この研究を成功させた科学者たちは述べている。
白血病や乳ガンのガン細胞には、もとになる幹細胞があるとされ、それらは特定されています。しかし、それ以外のガンについてはガン幹細胞は発見されていませんでした。

例えば白血病では発ガン性物質や放射線、ウィルスなどが原因となり遺伝子に異常が起こります。これらが骨髄液の中にある血液のもと「造血幹細胞」を変性させ血液のもとである芽球や白血球に異常をもたらすことが分かっています。

逆にいえばこの変性した造血幹細胞を消滅させることができれば再発を防ぐことができるというわけです。

今回の研究では、CD133という細胞マーカーを発現している100個の腫瘍細胞を移植したところ、マウスに新しく腫瘍が発生した。一方、CD133を発現していない腫瘍細胞を何万個もマウスに注射したが、腫瘍は発生しなかった。
この中に幹細胞が含まれているということでしょう。この幹細胞の特定と幹細胞を確実に消滅させることのできる治療法が開発されればガン、恐るにたらずとなるのかもしれません。

まだ全てのガンが同じシステムかどうかについては異論が多いと思いますが。

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