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2004.11.23

ガンマ線バースト探査衛星を打ち上げ−ブラックホールの謎にもせまれるか

CNNより「ブラックホール観測機を打ち上げ NASA

米航空宇宙局(NASA)が20日、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から、ブラックホール観測機「スウィフト」を打ち上げた。宇宙でガンマ線が突然爆発的に発生する現象「ガンマ線バースト」を検出し、ブラックホール誕生との関連を調査する。
swiftガンマ線で宇宙を見ると数秒間だけピカッと光る現象があり、ガンマ線バーストと呼ばれています。これは宇宙のある一点から突然大量のガンマ線を放出する天体に夜現象です。1967年、アメリカの核実験監視衛星で偶然発見されたものですが、発見当初はそれが何でどこから来ているものかはまったく分かっていませんでした。

90年代に入り、この現象が宇宙全体に分布していることが分かってきましたが97年に、可視域でこの現象の観測に成功したため非常に遠い距離における現象であることが判明しました。さらに03年には超新星との関連が確認され、ガンマ線バーストはとりあえず超新星にともなうジェットであるといわれています。

ガンマ線バーストを観測するための探査機はいくつかすでに打ち上げられており、日本もからんだ「HETE-2」も2000年に打ち上げられました。

2億5000万ドルの費用が投じられたこの観測衛星スウィフトは、常時全天の6分の1を監視し、ガンマ線を検出すると、バーストが発生した方向に3台の高感度機器を向けて焦点を合わせることが可能になります。

NASAは、スウィフトによって年間100回以上のガンマ線バーストを観測できるのではないか、と期待している。
これによりブラックホールの謎にもまた一歩せまれるかもしれません。

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