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2004.11.17

カイコガの性フェロモン受容遺伝子を発見−なんか他の使い道が・・・

通りすがりの綺麗な女性に見とれていると妻に蹴飛ばされました。夕食は一品少なかったです(笑)

YomiuriONLINEより「性フェロモン感じる遺伝子、ガで初発見…京大グループ

カイコガの雄の性フェロモン受容体の遺伝子を、京都大大学院農学研究科の西岡孝明教授(応用生命科学)らのグループが世界で初めて発見した。成果は16日、「米国科学アカデミー紀要」オンライン版に掲載された。
カイコガガの雄が遠くから雌に引かれて集まる現象はファーブルの昆虫記にも登場しています。今年はファーブルが昆虫記でガの様子を記録してからちょうど100年。

性フェロモンは配偶行動において雌雄の間で利用される化学物質の総称です。多くの種では雌が揮発性の性フェロモンを放出し、雄がその匂いをもとに雌を探し出すのに利用されます。

フェロモンが雌の出す化学物質であることが分かったのは1959年。ドイツの化学者ブテナントがカイコガのフェロモンを発見しノーベル賞を受賞しています。カイコガのフェロモンは化学名がボンビコールという物質。それ以来数種類のフェロモンの分子構造が解明されています。

西岡教授らは、受容体がある触角に注目。他の部位との比較で触角にしかない遺伝子を特定し、本来は反応しない雌にその遺伝子を組み込んだ結果、雄と同じ反応を見せ、受容体遺伝子と確認した。
フェロモンの構造は分かっていましたが、受容体についての研究は進んでいませんでした。

この研究では雄の触覚特有の112の遺伝子を選び出し、その中からこれまで知られていない配列の候補遺伝子を抽出。雌に注入して活性化したところ雌が他の雌の出す性フェロモンに反応したとのことです。

これ、なんか別の使い道が生まれてきそう(笑)

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