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2004.11.09

高血圧の遺伝的要因となるタンパク質を発見

妻の料理は健康を気遣ってかどうかは分かりませんが(笑)、とても薄味です。たまに僕が料理を作ると子どもに「辛い!」と叫ばれることに。

Yahoo!NEWSより「「食塩→高血圧」は体質 福大医学部グループ解明 血管タンパク質要因 含有量多い人は要警戒」(西日本新聞)

食塩摂取が血圧に影響を及ぼす体質と、そうでない体質とを分ける要因として、血管の細胞膜に存在するタンパク質が深く関与していることを福岡大医学部の岩本隆宏講師(薬理学)のグループが解明した。このタンパク質は誰でも持っているが、量によって体質が左右されるという。米科学誌ネイチャー・メディスン(今月一日発行)に論文が掲載された。
日本における高血圧の人口は約3,500万人ともいわれています。この高血圧には塩分の取りすぎによる影響が大きいと言われてきましたが、最近の研究では遺伝の影響力が高いと言われるようになってきました。

食塩を多く取ると血圧が上がる人、いわゆる「食塩感受性」の高い体質の人は高血圧患者の半数程度だとのことです。残りは食塩量が血圧に影響しない「食塩非感受性」に分類されます。食塩感受性の高い体質の場合は食塩の摂取が高血圧を悪化させることが多いため食塩の摂取量の調節が必要になりますが、非感受性の場合は食塩による影響がほとんどないため減塩療法があまり意味をもちません。

岩本講師らは、血管自体を収縮させて血圧を上げる作用を持つカルシウムを血管の細胞に運び込む「NCX1」というタンパク質に着目。このタンパク質の量によって、食塩感受性の体質が決まることを動物実験で解明した。
 実験では、NCX1の発現量が異なるマウスに同量の食塩を与えたところ、発現量の多いマウスは血圧が上昇し、少ないマウスは血圧に変化が見られなかった。
NCX1の発現を抑制できれば感受性の高い高血圧の人でも食塩の入った食事を楽しめるようになるかもしれませんね。

ただ、いずれにしても食塩の取りすぎは他の臓器にも負担をかけそうですが。

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