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2004.11.09

大気イオンで地震予知?

地震に備えて妻は手回し発電器を買おうかどうしようか迷っているようです。その前に賞味期限の切れた非常用持ち出し袋の中身を整理した方が・・・(笑)

Yahoo!NEWSより「地震前にイオン濃度上昇? 研究者が神奈川で観測

 地震発生や火山噴火前には、地下の岩盤が破壊され、ラドンガスが放出されることにより大気中のイオン濃度が上昇するとの仮説に基づき、矢田直之神奈川工大助教授(熱工学)が8月から測定を始めた結果、8日までに、通常の数10倍の濃度が10回以上観測された。
濃度上昇が観測されたのは、紀伊半島沖地震(9月5日)の前日、浅間山の噴火(9月23日)の前日、新潟県中越地震(10月23日)の11日前など。

地震予知の現状は芳しくありません。予知の2本柱とされた火山の噴火予知の方は2000年3月の有珠山噴火や7月の三宅島噴火など粘性の高い火山の噴火では成功しているのですが。

一方、電磁波による前兆現象などを利用した各種の地震予知もさかんに研究されています。ただ、それが今すぐ予知に結びつくかというと難しいでしょう。

予知と名のつくかぎり、ある程度の精度が要求されます。いつ頃、どこに、どの程度の地震がおこるのかの予知です。この予知が100回行って1回程度の成功率では話になりません。各種の前兆現象はまだまだこのレベルのようです。

理論的な説明がついている前兆現象もほとんどないようです。この研究でも大気イオンといわれる物質の濃度を測定しています。大気イオンとは荷電エアロゾルとされていますが、このもの自体の正体もよく分かっていないようです。

ただ濃度が上昇したのに、地震や火山活動との関係がはっきりしないケースもある。神奈川県厚木市の同大研究室で測定した。2つの地震では比較的大きなイオン、火山噴火では比較的小さなイオンの濃度がそれぞれ上昇。濃度が高いほど地震の規模が大きいとみられるという。
ただ、地震予知は私達の夢です。これらの中からひとつでも予知に結びつく現象が生まれるといいですね。

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» 地震前にイオン濃度上昇 [Kanagawa Shimbun WEB]
 地震の予知を研究している神奈川工科大学(厚木市下荻野、杉山秋雄学長)工学部の矢田直之助教授(熱工学)が新潟県中越地震や紀伊半島沖地震、浅間山噴火の発生前に、大... [Read More]

Tracked on 2004.11.11 at 04:58 PM

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