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2004.11.08

くねくね動く五重塔−住むならこれだ

娘(5歳)が急に「城がみたい!」と言い始めました。どうも忍たま乱太郎の影響(笑) 城に連れて行っている時間がなかったので仁和寺の五重塔を見せると何故か納得。後ろめたいです(笑)

YomiuriONLINEより「五重塔「くねくね」と衝撃吸収…紀伊半島沖地震で実測

 地震に強いといわれる五重塔の構造を研究している東京都立大と大成建設などのグループが、9月に起きた紀伊半島沖地震の際、塔の揺れ方の実測に成功した。
 地震計の計測データから建物全体が「く」の字状にしなって、上層部と下層部が反対方向に揺れながら、全体で衝撃を吸収し合っていたことが、分かった。

五重塔
世界最古の木造建築、法隆寺五重塔は過去1300年もの間、地震に耐えてきました。その秘密は「積み上げ構造」にあるといわれています。

五重塔を建てるさい、まず各重ごとにくみ上げた後、それらを茶碗をかぶせるように積み上げてあります。それぞれの部材も強固に接合されているのでなく切り組みによって結合されているためいわゆる「柔構造」を実現しています。

これにより地震で揺れても各層が互い違いに動き、地震による揺れを減衰させるというわけです。近畿地方に分布する多くの塔も同じ構造をしています。

 9月5日の紀伊半島沖の地震で、津市では震度4を2度記録。塔の基壇と各層で計測されたデータを解析した。基壇の揺れを「1」としたところ、1層目の揺れの強さは約2倍、3層目は1・5倍、4層目は0・8倍で、下層部が大きく揺れたのに対し、上層部の揺れは小さかった。これまでのデータでは小さな地震の際には、上層部の方が大きく揺れ、塔は振り子のように動いたが、震度4では逆の結果となった。揺れ方も「く」の字にしなり、各層が互いの揺れを打ち消す方向に動いていたという。

上層ほど揺れるのかと思いきや逆の結果になっていますね。慣性でしょうか。

それにしても日本古来の建築方法はすごい。住むなら五重塔に住みたい(笑)


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Comments

もともと地震の多い日本列島ですから、当時は当時なりの耐震構造というのがあったんでしょうね。それにしても、すごいですね。今の建築にも生かせたらおもしろそう。

長く残った建物には、それなりの理由というか、良さがあるんですね。

Posted by: Sana | 2004.11.08 at 09:55 PM

五重塔の建築技術は尊敬します。この時代、経験だけでどうしてこれほどまでの建築物が造れたのか。

このような知恵を失わないようにしなくては。

Posted by: Fum | 2004.11.09 at 01:10 AM

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