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2004.11.05

2000年前のおしろい−サラサラ感はばっちり!

妻の鏡台には何種類の化粧品がならんでいるんでしょうか。あれ、全部使ってるんだろうか(笑)

毎日新聞より「古代ローマ:ロンドンでおしろい発掘 成分再現したら、使い心地サラサラ

 古代ローマ人が化粧に使ったとみられる白いクリームがロンドンで発掘された。この時代の化粧品が、そのままの形で見つかったのは珍しい。英ブリストル大の研究チームが分析した結果、使い心地の良いおしろいだったことも分かった。4日発行の英科学誌「ネイチャー」に発表した。

古代のおしろい
2003年の7月にテムズ川南岸の紀元2世紀初めの寺院跡から発掘されたクリームは直径6cmの円筒形の容器にはいっていました。紀元前150年頃のものと思われますが、当時このあたりはローマ帝国の支配下にありました。

湿地帯の泥に埋まっていたため酸化や乾燥が進まず、成分の分析までできたようです。

中身は澱粉と動物性の脂肪(おそらく牛かヤギ)が各40%ずつ。残りの成分はスズの酸化物だったとのこと。澱粉は脂肪の油だらけの感触をなくすために加えたと思われます。これは今でも使われている手法です。

おしろいの由来は古代バビロンやエジプトの古文書や古墳に見いだすことができます。日本でも『日本書紀』にはそれらしき記述があり、713年には国産のおしろいを僧観成が作り出しています。

 研究チームは「当時の人々は鉛の毒性を知っており、より安全なおしろいを作っていた可能性がある」と指摘している。同じ配合でクリームを作ったところ、体温で脂肪分が溶けて肌にしみ込み、サラサラとした使い心地だったという。

美へのあくなき追求はやはり数千年の歴史がありました。妻の鏡台の上も数千年の歴史に支えられてたんだ(笑)

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