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2004.10.07

ノーベル化学賞はユビキチン

ノーベル賞3日目です。

Yahoo!NEWSより「タンパク分解にノーベル賞 化学賞、米など3氏

スウェーデンの王立科学アカデミーは6日、2004年のノーベル化学賞を、生体内のタンパク質分解制御の仕組みを発見した、イスラエル工科大のアーロン・チェハノバ教授(57)、アブラム・ヘルシュコ教授(67)、米カリフォルニア大のアーウィン・ローズ博士(78)の3氏に授与すると発表した。

受賞理由は「ユビキチンが媒介するタンパク質分解の発見」。

ユビキチンはあらゆる真核細胞に普遍に存在するアミノ酸76残基からなる分子量7500のタンパク質です。細胞の中で不要になったタンパク質にユビキチンが結合することで、必要なものと区別する目印として働いています。

ユビキチンは不要なタンパク質と共有結合しユビキチン・タンパク質複合体を形成することでタンパク質分解酵素に認識され不要なタンパク質の分解を行わせています。

この働きが低下すると異常なタンパク質が分解されずに残るためがんなどの原因ともなります。

授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金1000万クローナ(約1億5000万円)は3氏が等分する。

残念ながら今年の日本人受賞者は出なさそうです。トムソンサイエンティフィックの予測ははずれちゃいましたね(笑)

ちなみにユビキチンはIT用語のユビキタスと語源が同じで「普遍的に存在する」というラテン語です。

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Tracked on 2004.10.10 at 09:04 PM

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