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2004.10.22

ゲーム脳の恐怖−さて冷静になれば

以前、誰かの講演会を聞きにいった妻が森昭雄氏の「ゲーム脳の恐怖」を買ってきました。一笑に付した僕ですが妻の目におそれをなし一通り目は通しました(笑)

Yahoo!NEWSより「CESA、ゲームが人間に与える影響に関する報告書を公開「“ゲーム脳”の結論付けは時期尚早」」(impressWatch)

 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、同協会のホームページにて、財団法人イメージ情報科学研究所のまとめによる、「ゲームソフトが人間に与える影響に関する調査報告書」を公開した。

と学会の「トンデモ本大賞」でも取り上げられた同書ですが、内容的にはあまりにも先入観が強すぎて真剣に読もうという気をそがれる本でした。

ただ、うちの妻が買ってきたことでも分かるように内容はともあれ問題提起を世間に対して行ったことは評価してもいいような気がします。文体のせいもあるでしょうが、ちょっと曲解されてる部分があるかもしれませんね。それ以前にも同じような警告を発した発表はあるのですが世間的にさわがれたということのもつ意味は大きいでしょう。

報告書では、テレビゲームが脳へ長期的な影響を与えることについて、森氏らの研究は問題提起として大いに意味があるとし、一定の評価を与えている。しかしながら、テレビゲーム自体がまだ発展し続けているものであり、調査・研究も決して十分とはいえないため、早急に結論を出せる状態ではないとしている。特に子供の脳に与える影響については、脳をどう使うことが望ましいのかという見解が統一されておらず、問題を分けて考えるべきだと論じている。

さらっと報告書を読んでみましたが、脳に与えるゲームやメディアの影響を論じた最近の研究を網羅していてきちんと調べてるなという印象。

結論としては、子どもの脳の発達に関してはまだまだ未知数の部分が多く分からないとなっています。ゲームの影響に関しても、ゲーム自体が現在の形になって日も浅く、まだまだ研究されているといえる段階ではないとしています。

僕個人の意見としては、悪くもなければ良くもないんじゃないかという気はしてますが、さてどうなんでしょうか。良い悪いの評価基準をどこにおくのという根元的な問題もありますが。

<参考>CESA(社団法人コンピュータエンターテインメント協会)

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Tracked on 2005.07.08 at 12:56 AM

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