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2004.10.19

バイリンガルは脳の構造が違う−ただし幼児期にバイリンガルになったときだけ

日本人の典型なので苦手なものは英語です(笑)。海外では英語が堪能な妻のうしろに背後霊のようについているか、あとは度胸と根性と関西弁でのりきります。これがまた何とかなるんですね。僕の関西弁英語(笑)

CNNより「2カ国語習得で脳の形状に変化 英研究

2カ国語を話す「バイリンガル」の人は、母国語のみを話す人に比べて大脳皮質の言語をつかさどる部分が大きくなっていることが、英ロンドン大の研究で明らかになった。2言語習得の時期が早く、習熟度が高いほど、脳の変化の度合いも大きいという。

以前から同じような研究はされていたと思います。脳の言語中枢には「話すこと」に関係のあるブローカ野、「話し言葉を理解すること」に関係のあるウェルニッケ野などがあります。他にも関係のある部分はいくつかあり、これらが互いにネットワークをつくることで高度な言語活動を行うと考えられています。

特にウェルニッケ野は1ヶ所で全ての言語をつかさどるのでなく、言語ごとに中枢が分かれています。ただ、外国語を習得し始めた頃は母国語と同じ言語中枢が働くため、これが外国語を流ちょうに話せない原因になります。

対象となったのは、英語を母国語とし、年齢や教育水準の近い88人。このうち英語のみを話す人が25人、5歳になる前に2カ国語目を習得した「早期バイリンガル」の人が25人、それ以降の時期に外国語を習得した人は33人だった。画像によると、早期バイリンガルのグループでは、左側の大脳皮質にある「言語野」の部分が大きく発達していた。35歳以上になって新たな言語を習った場合も言語野には多少の変化がみられるが、早期に習う場合ほどではないという。

早めにバイリンガルになるほうが、この言語野の中枢が明確に分かれるため自在に2種類以上の言語を操れるということでしょうか。

脳神経回路の形成段階で言語を習得すれば言語野の中枢が形成しやすくなるのは当たり前といえば当たり前。

でもこれで早期英語教育がまたはやるのかな。完全に日常で二カ国語をしゃべる環境にないと意味はないと思います。また、二カ国語をしゃべれることがそんなに大切ともは思えませんが。

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Comments

お早うございます。毎回の記事、いつも興味深く (コメントしてなくても)勝手な反応をしています。

自分がしていることと関連して「日本語バイリンガル」などという造語を使っているのですが(つまり、関西人に共通語アクセントを教えるということ)、ふと思いついたこと。

関西人が共通語をマスターするよりも(つまり、小さいときから関西弁とメディアで聞く共通語が周りにある)、共通語圏の人が関西弁をマスターする方が難しいと思うのです。朝ドラの関西弁は、聞いていられません。

関係ないことで長々とすみません。

Posted by: | 2004.10.19 at 08:21 AM

確かにドラマの関西弁は何とかして欲しいです。

もしかして関西弁と標準語も言語野の中枢が違うのかも・・・。じゃぁ外国語になるのかな(笑)

Posted by: Fum | 2004.10.19 at 10:59 AM

∥じゃぁ外国語になるのかな(笑)

いえ、マジで。外国語だと割り切った人の方が、覚えが早いです。良いか悪いかは別として、一生懸命になるということでしょうね。

Posted by: | 2004.10.19 at 06:04 PM

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