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2004.10.29

1万8000年前に別種の人類−インドネシアで発見

われわれと別種のヒトがこんな近い時期に同時に存在していたというのは驚きです。

YomiuriONLINEより「1万8千年前に別種の人類…ジャワ原人子孫の化石発見

 現生人類が世界に広がっていた約1万8000年前に、別種の人類が生き残っていたことを示す化石がインドネシアで発見された。

現生人類との比較
発見されたのはインドネシアのフロレス島。ジャワ島の東約600kmにある島の石灰岩の洞窟内の地中から発見されました。

完全な頭部のほか、下あご、大腿骨、肋骨、背骨、骨盤などが発見され、歯などの特徴から成人女性の骨でないかと考えられています。この種は「ホモ・フローレシエンシス」と命名されました。

約700万年前にチンパンジーと共通の祖先からヒト科がわかれ、その初期の猿人の中から約200万年前にホモ属が登場しました。猿人は身長が1m程度でしたがその後、原人、新人へと進化するにつれ大型化していきました。

 ジャワ原人の子孫と見られる新種で、脳の大きさが現生人類の約3割に当たる380ccとチンパンジー並みに小さく、身長も1メートルと小柄だった。人類進化は脳が大型化する方向に向かうとする定説が特殊な環境では合致しないことを示し、「ここ半世紀で最も注目すべき人類化石」との評価も出ている。オーストラリアとインドネシアの研究チームが、28日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

ホモ・フローレシエンシスが確実に存在していたとされるのは3万8000年前−1万8000年前までの期間。今後の研究次第ではさらに過去にさかのぼることもできそうです。この時代は現生人類のホモ・サピエンスが存在していた時期とも重なるため、比較的近い時期にわれわれ以外のヒトが同時に存在していたということになります。

このフロレンス島は動物が独自の進化をとげた場所としても有名で、ステゴドン象の小型の種やコモドオオトガゲなどが有名です。このホモ・フローレシエンシスも島の環境に適応するために小型化(島嶼化)したのではないでしょうか。

でも、この種がまだ世界のどこかに存在しているなんてことを言う人が出てきそうな話ですね(笑)

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Comments

こんにちは。
Wired Newsによれば、現地には洞窟に住む小人の
伝承が残っているそうですよ。
もしかすると今でもどこかの島に
ひっそりと生き延びているかも知れませんね

Posted by: 黒影 | 2004.10.29 at 01:18 PM

すみません、操作を間違えたのか
なぜか何度もトラックバック打ってしまっているようです。
お気に触りましたら削除しておいてください。
失礼いたしました。

Posted by: 黒影 | 2004.10.29 at 05:12 PM

民族学の領域ですね。でも、案外あるかもしれません。少なくとも種としての記憶に残る年代まで共存できていたのかも。

トラックバック、不要な分は消去しておきますね。これからもよろしくお願いします。

Posted by: Fum | 2004.10.30 at 01:20 AM

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