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2004.09.04

完全養殖のクロマグロが出荷−回転寿司でも本マグロのトロが食べられるか

子どもを寿司屋に連れて行ったときに「この寿司屋さん回ってないよ」といわれたなんていう笑い話はありきたりですが、きっと娘(5歳)と息子(4歳)も同じ事を言うかもしれない(笑)

でも、メバチマグロやキハダマグロでなく、本マグロが回転寿司で当たり前のように出てくる日はもうすぐかもしれません。

Yahoo!NEWSより「完全養殖マグロ出荷 近畿大水産研が世界初

近畿大水産研究所(和歌山県串本町)は3日、完全養殖に成功したクロマグロの稚魚が成長、世界で初めて3匹を市場に出荷すると発表した。
 マグロは体長約1メートル、体重20キロ、市場で流通している食用サイズのマグロに比べて小さいが、脂身が多いという。
 出荷されるマグロは、大阪市の阪急百貨店梅田本店などで販売される予定。

養殖マグロ
「海のダイヤ」とも言われるクロマグロ。近畿大が30年以上の年月をかけてクロマグロ(本マグロ)の完全養殖に成功したのは2002年です。完全養殖とは、人工孵化から育った親魚が産んだ卵を再び孵化させることをいいます。稚魚を獲ってきていけすで育てるのとは難しさが異なります。

クロマグロは成長すると3mにもなり太平洋を横断するほど行動範囲が広いため狭い生け簀では最も育てにくい魚です。また皮膚がとても弱く、人の手や網に触れただけで傷ついて死んでしまうそうです。

完全養殖のマグロを出荷したといってもまだ問題点は多く、最大の問題は1%にも満たない生存率です。これをクリアして初めて採算ベースに乗ってくるのでしょう。

近畿大のこの研究は文科省の21世紀COEプログラムにも選ばれていますし、近畿大ではすでに養殖マグロの流通のための会社も設立しています。

1匹に最高2020万円もの値がついたこともあるクロマグロ。マグロといえばクロマグロといえる日が来るのも遠い日のことではないでしょう。

<参考>近畿大水産研究所

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