« 環境危機時計、ただいま9時8分 | Main | 魚ものどが渇きます »

2004.09.11

右脳派、左脳派−実は耳も重要

あなたは左脳派?右脳派?なんてことをよく耳にします。世間の評判としては直感的な右脳派の方がかっこよさそうです(笑)

YomiuriONLINEより「左耳は音楽・右耳は言語、互いに役割分担…米大研究

耳の働きには左右で違いがあることが、米カリフォルニア大とアリゾナ大の乳児約3000人に対する聴覚測定の研究でわかった。
 右耳は主に言語を強調して脳に伝え、左耳は音楽に対して同様の反応をするという。これまでも左右の聴覚機能に違いがあるとする説があったが、耳自体の働きは同じで右脳と左脳の違いによるものと考えられていた。

聴覚言語機能をになう左脳に対して音楽などは右脳で処理することが知られています。ただ、今まではこの機能の違いが主に脳機能に由来すると思われていたのですが、耳の聴覚細胞の働きそのものにも違いが見られるようですね。

ただ日本人の場合は、洋楽器や機械的な音は右脳で処理していますが邦楽器や虫の音などは言語と同じく左脳で処理するとの説もあります。日本人の場合はこの結果はどうなるんでしょうか。

 研究チームは、乳児の聴覚測定と同じやりかたで、小さなマイクを外耳道に入れ、特定の音を聞かせて、内耳から発する「耳音響放射」と呼ばれる小さな音を測定した。(中略)測定の結果、左右の耳音響放射には明らかな違いがあり、右耳は言語のように断続的なかちかちとしたクリック音に対し、より強く素早く反応、音楽のように連続的な音程(トーン音)に対しては、左耳が強く早く反応していることが確認された。

耳は音を聞くだけの器官だと思われがちですが実は音を聞いたときに「こだま」のように耳からも音が出ています。これを耳音響放射といい、音が耳に入ってから1000分の3−20秒程度で「こだま」のように音が返ってきます。聞き取れるほど大きくはありませんが、測定装置で測定することができます。1978年にロンドン大学のケンプ教授によって発見されました。

原因はよくわかっていませんが内耳の感覚細胞である有毛細胞のうち外有毛細胞が関係していると考えられています。

聴覚が正常な場合は必ず耳音響放射がおこるため、乳幼児の聴力検査で使われています。
でも、知れば知るほどヒトの体というのはよくできてます。

|

« 環境危機時計、ただいま9時8分 | Main | 魚ものどが渇きます »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17506/1407475

Listed below are links to weblogs that reference 右脳派、左脳派−実は耳も重要:

« 環境危機時計、ただいま9時8分 | Main | 魚ものどが渇きます »