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2004.09.03

失読症の損傷部位は英語圏と漢字圏ではことなる

日本語を勉強している外国人から質問を受けることが時々あるんですが、はっきりいって日本語は難しすぎます(笑)。ここまで説明するのに難しい言語もそうはないんじゃないでしょうか。

YomiuriONLINEより「字読めない「失読症」、英語圏と漢字圏で原因部位に差

 脳卒中などで文字が読めなくなる「失読症」は、アルファベットを使う西洋人と漢字を使う中国人や日本人では、脳の損傷部位が違うことが、香港大の研究で分かった。 文化に合わせた治療法の必要性を示した結果で、2日付の英科学誌ネイチャーに発表される。

失読症とは書かれた文字列を正しく読むことができない症状で、読めないけれども話せる純粋失読症、読めないけれども意味は理解できる深層難読症、冠位などになると読めなくなる表層難読症、単語を読めても意味を理解できない音韻性難読症などに分類されます。
ピカソやレオナルド・ダ・ビンチ、アインシュタインやエジソンなども失読症だったという話もあります。そういえばトム・クルーズもそうだったような・・・。

しかし、香港大のリ・ハイ・タン助教授らが、先天的に失読症である中国人の子ども8人の脳を、磁気共鳴画像装置を使って調べたところ、左脳の「中前頭回」という西洋人とは別の部位の活動性が低いなど、これまでの実験結果とは大きく異なることが分かった。文字自体は意味を持たない表音文字のアルファベットを使う言語と、表意文字の漢字では、脳での読み方の仕組みが異なるらしい。

漢字は特につくりやヘンの組合せで意味を表しますし、アルファベットを読むのとは全く異なる認識方法がとられているのかもしれません。

失語症には先天性のものと脳梗塞や脳内出血による後天性のものがあります。先天性の場合、そのほとんどはリハビリや訓練などで回復するようですが、その訓練方法にも差が出てくるのでしょうね。

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