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2004.09.11

酸っぱいものを甘く変える−Part2

先日「酸っぱいものを甘く変える」という記事でクルクリゴという果実に含まれるクルクリンというタンパク質の構造を分析し、甘味料を合成したというトピックを紹介しましたが、

Yahoo!NEWSより「酸味を甘く感じる?レタス=ミラクルフルーツの遺伝子導入−筑波大」(時事通信)

西アフリカ原産の「ミラクルフルーツ」(アカテツ科)に含まれる、酸っぱい味を甘く感じさせるたんぱく質「ミラクリン」の遺伝子をレタスとイチゴ、トマトに導入することに成功したと、筑波大の江面浩助教授らが10日発表した。

どうも先日の名古屋市立大と味の素の発表を意識しているようです(笑)

ミラクリンとクルクリンはどちらも味覚修飾物質といわれ舌の味蕾に作用して酸味を甘みに変えます。味そのものを変えるのではなく、舌の甘み受容体にこれらの物質が結合し甘みを感じさせる(あくまで感じさせる)ようです。どちらも酸がある場合にのみ働きますので酸っぱい物質だけが甘くなります。クルクリンはミラクリンと異なりさらに水があるとクルクリン自体が甘く感じるようになります。

 イチゴとトマトはまだ実がついていないため、今後、レタスをすりつぶしてミラクリンを抽出し、舌の組織に働き掛けて酸味を甘く感じさせる作用があるか確認する。イチゴとトマトの実がなれば、ミラクリン遺伝子導入前の実に比べ、より甘く感じる可能性があるという。

レタスは酸味がないですよね(笑)。レタスの中に遺伝子を組み込んだのは、わざわざミラクルフルーツを育てなくてもお手軽にミラクリンを抽出できるようにしたということなのでしょう。

トマトはホントに甘くなりそうです。でも出来てから発表してもよかったんじゃ。やっぱりクルクリンと張り合ってるんでしょうか(笑)

糖尿病などの患者にとっては有効な甘味料になりそうですね。糖尿病食って食べたことあるけど、はっきりいってまずいですものね(笑)

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Tracked on 2004.09.12 at 08:16 AM

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