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2004.06.26

産廃不法投棄場所から染色体異常のネズミ

毎日新聞より「染色体異常:産廃不法投棄現場のノネズミで発見

 青森、岩手両県にまたがる全国最大規模の産業廃棄物不法投棄現場に生息するノネズミに高い頻度の染色体異常があることが、弘前大学農学生命科学部の小原良孝教授(細胞遺伝学)と京谷恭弘研究員の調査で分かった。ロシアの化学薬品工場周辺のネズミで染色体異常が報告された例があるが、国内の野生生物でまとまった染色体異常が見つかったのは初めてという。

ただちに人間に影響するわけではないようですが、何らかの物質を食べたり触れたりしたことが原因かもしれません。

ここで採取したハタネズミを調べたところ30匹中2匹が1本多い染色体を持ち、染色体の切断や破損・交換などが1匹平均2.63件あったそうです。他の場所のネズミは染色体の異常が1匹平均0.8件であることを考えると多いと考えなければならないでしょう。

染色体の異常は数が異なる異数体をはじめ、部分的な異常である転座・欠失・重複などがあります。主に生殖細胞をつくる減数分裂時の異常でおこります。

ヒトの場合、染色体異常の胎児は早期流産することが多いのですが生まれた場合はダウン症・奇形・知的障害などを引き起こします。性染色体の異常は不妊の原因となることもあります。

 小原教授は「青森県は10年がかりで撤去する方針だが、早急に撤去すべきだ。また、困難ではあると思うが、原因物質の特定もすべきだ」と話している。

今回の場合は直接汚染物質に触れたことが原因だろうと思われるため、すぐに人体への影響があるとは思えませんが、原因物質の究明は早急に行って欲しいものです。

食物連鎖などで他の生物へじわじわと影響を及ぼすことも考えられますね。

<参考>染色体異常−Wikipedia

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