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2004.06.05

微量血液で病名が分かる

 病院へ行って血をたっぷり採られるのは小さいころからどうも苦手です(笑)。あと、血液検査の結果を数日待つのもちょっとドキドキ。

FujiSankeiBusiness iより「微量血液で病名診断 SJ HIGHTECHがチップ開発

 バイオベンチャー企業のSJ HIGHTECH(エスジェイ・ハイテック、大阪市北区)は、0.1マイクロ(1マイクロは100万分の1)リットルの血液を通すだけで、遺伝子解析や病名診断ができるチップを開発した。

 
タイトルを見ればすごく刺激的な内容です。微量の血液を通すだけで病名診断ができるなんて。あのぶっとい注射器で血を抜かれなくてもいいんでしょうか。

 DNA(デオキシリボ核酸)チップとスキャナー(走査・観察装置)、電気泳動装置の3つの機能を3センチ四方のチップに集約することに成功して完成した。

 回路には約3000個の細胞を並べ、回路に電圧をかけその力で動く物質の速さの違いを利用する「電気泳動機能」で遺伝子を最小単位の1塩基ごとに分離することが可能。回路の形を変えながら臓器細胞を置くと、各臓器の基本機能を持たせることもでき、医薬品の生体への効果を研究する臨床試験にも活用できる。

 どちらかといえば遺伝子解析の用途が主なようですが、抗原抗体反応を利用した病名解析なんかにも利用できるのでしょう。

 後半の記事によればウィルスに感染した血液を流せば回路上におかれたTLR7というタンパク質の遺伝子がウィルスの抗体遺伝子を発生するとのこと。その抗体を解析することによって病気を診断するということでしょうか。

 TLR7はウィルスを感知するセンサーの役目を果たしている遺伝子のひとつで、たしかインフルエンザウィルスやエイズウィルスに対応しているはず。TLR7以外を使えば他にも診断できるんでしょうか。

 量産すれば1000円程度の価格ということですから、即時診断に有効でしょう。これでまた通院時に余分な検査をされなければということですけど(笑)。

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