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2004.05.27

ヒトとチンパンジーの大きな違い

 Yahoo!NEWSより「遺伝子の83%に違い ヒトとチンパンジーを比較」(共同通信)

 理化学研究所ゲノム科学総合研究センターなどのグループがチンパンジーの染色体の塩基配列を精密に解読、ヒトとの間で遺伝子の約83%に違いがあることを突き止め、27日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 知能などで大きな差があるヒトとチンパンジーだが、配列に約1%しか差がないことが大きな謎だった。今回の研究は塩基の欠損や挿入が予想外に多く、それが遺伝子に大きな差を生み出すことを初めて明らかにした成果として注目される。

 解読したのはチンパンジーの22番染色体。塩基の置き換えによる差は1.4%しかなかったけれど、塩基の欠損や挿入が6万8000カ所もあったとか。全然違うやん。

 ヒトとチンパンジーが分かれたのはわずか500万年前。DNAの塩基配列は1%しか差がないと分かっていたけど、僕の目から見ればどう見てもチンパンジーはヒトと1%しか差がない動物だとは思えません(笑)。

 この結果をみてなるほどなぁという思いが強いですね。ヒトゲノムも解読されたことだしこれからゲノム関連の知識の蓄積はますます加速していくことでしょう。そういえば、ヒトゲノムって誰のゲノムを解読したんでしょうか? ちょっと気になる(笑)。

 大学でも(今は沈静化してますけど)生物工学関係の学部が一時期どっと新設されました。今まで理系の必須科目は物理と化学というのが定番でしたが、これからの科学を考えるうえではむしろ生物の知識をもった人が増えてこなければいけないんでしょうね。

 理化学研究所のサイトはこちら

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