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2004.04.24

マンション管理費の時効

 うちのマンションは築15年になります。バブル期に作られたマンションですが今は泣くに泣けないくらい価格は急落しております(涙)。

 理事長の選出の時にも書きましたが、今最大の問題は住民の世代交代による関心のうすれにあります。新築時からの入居者は数えるほどになり、ここ数年で入居してきた人が半数にのぼります。

 古くからの入居者は、やはり自分たちのマンションだという意識が強固にありますが、新しく入居してきた人は(全員ではないけれども)マンションの自治・管理に関しておしなべて無関心です。

 マンション管理費の滞納も以前は皆無に近い状態でしたが、最近はちらほら見られ始めています。そこに先日の記事

京都新聞より「管理費請求権は5年間 定期給付債権と最高裁

 マンションの管理組合が部屋の所有者に対し、滞納した管理費と修繕積立金を何年前までさかのぼって請求できるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷は23日、月決めの家賃と同様に、請求権が5年間で消滅する「定期給付債権」に当たるとの判断を示した。  判決理由で北川弘治裁判長は「管理費などは管理規約に基づいて区分所有者に発生するもので、毎月、所定の方法で支払われる」と指摘し、消滅時効が10年の一般の債権とは異なると判断。具体的な金額が管理組合の総会決議で増減しても、変わりはないと述べた。  分譲マンションの管理費をめぐっては、住宅ローンの返済に追われて支払いが滞ったり、部屋の購入者が前所有者の滞納分について支払いを求められ、トラブルとなるケースなどが全国で相次ぎ、管理組合との間で訴訟が頻発している。

 そうか、マンション管理費にも時効があるのかということを始めて知りました。知人に「知ってた?」と聞くと、「そんなもん当たり前やろ」と一蹴(笑)。

 で、内容を僕なりにまとめてみると(間違ってるかもしれません)、
1.マンションの管理費・修繕積立金は5年間支払わなければ時効になる(つまり、5年以上滞納している分は支払わなくてもよい)
2.支払わせるためには、時効の消滅を防がなくてはならない。(時効の中断)
3.時効を中断するためには、内容証明郵便での督促などではダメで、裁判を起こさなければならない。
4.でも、途中で一部でも支払った場合はその限りでない。

ということだろうと思います。(最高裁の判例はこちら、時効の消滅などについてはこちらを参考にしました。)

 おいおい。管理費にしろ修繕積立金にしろ利益を享受しているわけで、修繕積立金にいたってはマンションの資産価値を維持するための大規模修繕などの費用なわけです。それを支払わないということは、つまり家を修繕してもらって代金を踏み倒すのと一緒。

 同じマンションに住んでいればこういうことも処理できるのでしょうが、支払わない人はたいてい自分は居住せずに人に賃貸で貸していることが多いのです。

 管理会社もあまり役にはたちません。督促状を出すのが関の山。また、管理会社の担当者によってもずいぶんと差があります。うちのマンションも担当者が昨年から変わりましたが、引き継ぎもあまりできておらず仕事熱心にもみえない。

 こりゃ管理会社を変えるかという話も持ち上がっておりますが、なんせうちのマンション。30数戸しかないのに、入居者はお年寄りか子どものいない若夫婦が大部分。子持ちの働き盛りは数戸です。お年寄りたちは管理会社を変えたりすることにあまり積極的でないし、若夫婦たちはもとから無関心。

 こんな事態になりませんように・・・。神棚にお祈りしておきましょう。神棚ないけど(笑)。

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Comments

Genuinely when someone doesn't be aware of after that its up to other users that they will help, so here it happens.

Posted by: list.ly | 2014.07.06 at 04:44 AM

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