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2004.03.12

大学生の就職

 Mainichi Interactiveに大学生の就職についての発表がのっていた。

 今春卒業予定の大学生の就職内定率は、82.1%(2月1日現在)で、前年同期を1.4ポイント下回り、この時期に統計を取り始めた99年以来2番目に低い数字となったことが12日、厚生労働、文部科学両省の共同調査で分かった。

 就職希望の学生のうち20%近くは就職が内定していないということか。詳しく知りたくなって文部科学省のサイトをのぞいてみると興味深い結果がのせてある。こちらにあるのは昨年の12月1日現在の調査結果。

 これによれば大学生の就職希望率はとても低いことに気づく。国立大学の学生の就職希望率は47.9%。私立大学で79.5%である。就職を希望しないのはそのほとんどが大学院進学もしくは各種試験のための浪人だろう。理系の場合、希望率が50%程度なのは納得できるが文系理系あわせての数字だ。

 データでは、就職内定率は12月段階で71.4%、これが2月段階では82.1%に上昇しているということなのだろう。

 しかし、就職内定率は就職希望者数を分母にしているので、決して10%の学生の就職が決まったということでなく分母の減少(つまり就職をあきらめてしまう人の増加)もあるのではないかと思う。

 就職率のいい時代であれば就職希望率ももっと高かったのだろうが、自分の希望にそう就職がなかなか難しいこの時代、就職を先延ばしする学生がずいぶん多いんだなあというのが素直な感想。

 就職をしたくてもできず苦しい思いをしている学生が多いことは高校生にとっても重要で、進学のときに真っ先に就職を考える生徒がほとんどだ。大学への入学後の夢を語るのでなく、どの学部、どの大学に行けば就職がしやすいかを考えるのは少し可哀想すぎる。高卒での就職率も76.7%だった。

 しかし、別の面から見れば就職しなくてもなんとか生きていける(そうでない場合もあるだろうが)時代、過去からみればずいぶん恵まれた時代になっているのかもしれない。この先はとても不安だが・・・。

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